宇治市立宇治小学校・黄檗中学校
宇治市立宇治小学校・黄檗中学校(うじしりつ うじしょうがっこう・おうばくちゅうがっこう)は、京都府宇治市五ヶ庄にある公立小学校・中学校。 2012年4月から「宇治小学校」に「黄檗中学校」を併設して小中一貫教育を実施しており、「宇治黄檗学園」の愛称がつけられている。 概要前身となる宇治小学校は1872年(明治5年)に創立し、宇治市有数の歴史を誇る学校である。小学校名は、古代日本における応神天皇の皇太子、莵道稚郎子が営んだ莵道宮(うじのみや)の跡地とされる宇治神社、宇治上神社が立地する宇治川右岸を行政区域とした旧宇治郡に設置していたことが小学校名の由来となっている。 現代の宇治市では、平等院、JR宇治駅が立地している宇治川左岸を行政区域とした旧久世郡が市街地の中心となっている。学区内には黄檗宗大本山萬福寺が立地している。 この間、宇治市の急激な人口増加に伴い、生徒数が著しく増えたことで、東宇治中学校1校では対処し切れなくなったことで、1970年代前半に木幡中学校を開設したものの、その後も東宇治地区での宅地開発が著しかったことで、東宇治中学校と木幡中学校両校の生徒数増加が1980年代後半頃より再度問題となり、東宇治地区にもう1校の中学校の開設を宇治市議会の一部で要望や提案がされるようになったものの、当時の財政状況などから長年見送られ、提案は自然消滅状態になっていたが、21世紀に入り、マンモス校状態となった両校を分離する目的で、東宇治地区に別の中学校を置く機運が再度高まったことで、検討が開始され、その結果、宇治市10番目の公立中学校として開校したのが本校である。 中学校での新しい学校生活になじめず、いじめや不登校が増加する「中1ギャップ」解消に向けて市が進める小中一貫教育のパイロット校となっている。 児童数・生徒数は2022年度現在、小学校・中学校のいずれの学年も120人前後が在籍している[1]。 沿革宇治小学校沿革
黄檗中学校沿革
2011年度までの宇治小学校の進学先2010年度卒業生まで宇治小学校は以下の2校に分かれて進学していた。
周辺施設
交通出身者
脚注参考文献
関連項目外部リンク |