子安神社 (八王子市)
子安神社(こやすじんじゃ)とは、東京都八王子市明神町にある神社。八王子最古の神社とされる[3]。 概要京王八王子駅から北西に徒歩1分程度の距離に所在している。 759年(天平宝字3年)に橘右京少輔(たちばなうきょうしょうゆう)という人物が、当時の天皇(淳仁天皇)の皇后の安産祈願のために創建したと『新編武蔵風土記稿』に記されている[2][4][1]。その由緒もあり、子安神社は今日まで安産の神社として多くの崇敬を集めている。 また古来より武士からの尊崇も篤く、源義家が奥州討伐の際には戦勝を祈念して欅(けやき)を船形に植樹しており、近隣の地名「船森」として名残りを留めている[4]。 近世では徳川家光以降代々の将軍家から朱印を受けており、その縁で神社の御紋は徳川家の家紋である三つ葉葵が採用されている[4]。 1872年(明治5年)に村社に列せられ、1943年(昭和18年)には郷社に昇格した[4]。 1897年(明治30年)4月22日に発生した八王子大火と、第二次世界大戦中の1945年(昭和20年)8月2日における八王子空襲によって、2度社殿を全焼した[4]。 祭神
境内
祭事
脚注参考文献外部リンク
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