女子DFBポカール
女子DFBポカール(独: DFB-Pokal der Frauen) は、ドイツの国内女子サッカーカップ戦である。 DFBとはドイツサッカー連盟(独: Deutscher Fußball Bund)の略称であり、ポカールとはドイツ語で優勝カップを意味する。 歴史1980-1981シーズンより開始。DFBポカール開始当時は女子ブンデスリーガはまだ結成されておらず、DFBポカールがドイツ国内女子サッカー最高峰のトーナメント戦だった。初年度は8チームが参加してトーナメント方式で争われた。ドイツ再統一後女子ブンデスリーガが開幕した1991-1992シーズンからは旧東ドイツのクラブも参加するようになった。1985年以降、決勝戦の会場にはベルリンのオリンピアシュタディオンが用いられていたが、2009-2010シーズンからはケルンのラインエネルギーシュタディオンが決勝戦の会場となっている[1]。また、これに伴いトロフィーが新調されている[2][3]。 大会形式各ラウンド、1回戦制のノックアウトトーナメントである。男子のDFBポカールと異なり、優勝クラブがUEFA女子チャンピオンズリーグのようなUEFA主催の国際大会の出場権を獲得できるわけではない。 中立地で行われる決勝戦を除き、試合はより下位のリーグに所属するクラブのホームスタジアムで開催される。90分で決着が付かない場合は前後半各15分の延長戦、延長戦でも決着が付かない場合はPK戦を行う。以前はゴールデンゴール方式やシルバーゴール方式が採用されていたこともあったが、現在は採用されていない。 前年度においてブンデスリーガ所属12クラブとツヴァイテ・ブンデスリーガ(2部相当)所属のクラブ(19~24クラブ、年度により異なる)、レギオナルリーガ(地方リーグ、3部相当)より昇格を決めたクラブ(3~5クラブ、年度により異なる)、レギオナルカップ(各地方のカップ戦)の勝者21クラブが参加して争う。また、リザーブチームがメインチームと同時に出場することは認められておらず、レギオナルカップなどでリザーブチームが優勝した場合、準優勝のクラブが出場権を獲得する[4]。
歴代大会成績優勝回数
関連項目脚注
外部リンク |