夷谷耶馬渓になぞらえて夷耶馬渓(えびすやばけい)、夷耶馬[2](えびすやば)ともいわれるほか、香々地夷谷(かかぢ[注 1]えびすだに)、夷渓(えびすけい)とも呼ばれる。 瀬戸内海国立公園内に位置し[1]、「中山仙境(夷谷)」として国の名勝に指定されるとともに、大分百景のひとつにも選定されている。 名勝 中山仙境(夷谷)旧香々地町[5]の中心を流れる竹田川の上流に形成された渓谷で、西夷と東夷の2つの谷からなっている[5]。2つの谷の間には奇峰が連なる山群があり、中山仙境(なかやませんきょう)[1]と呼ばれている。 西夷には線彫板碑・梅ノ木磨崖仏が、東夷には六郷満山中山本寺の夷岩屋(霊仙寺、実相院、六所神社)の寺社境内が並び、古来、山岳仏教の霊場であった。 一路一景公園からは、中山仙境の岩峰が並び立つ様子が見え、中山仙境の頂上である高城からは東夷、西夷の岩峰から瀬戸内海までが一望できる好視点となっている。 夷谷温泉豊後高田市夷谷温泉[6](ぶんごたかだし えびすだにおんせん[7])は、夷谷の麓にあるこぢんまりとした[8]源泉掛け流しの市営温泉。茶褐色の硫酸塩泉で、神経痛、筋肉痛、関節痛などに効能がある[1]。 1995年9月に開業[9]。改修工事を経て、2008年4月[8]27日にリニューアルオープンした[9]。合併前は香々地町営で[7]、「香々地町夷谷温泉」という名称だった[6]。 脚注注釈出典
関連項目外部リンク
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