太子町歌
「太子町歌」(たいしちょうか)は、日本の兵庫県揖保郡太子町が制定した町歌である。作詞・安田青風、作曲・名取吾朗。 解説
1976年(昭和51年)に太子町の町制25周年を記念して制定された。作詞は懸賞募集ではなく、歌人で名誉町民の安田青風に依頼されたものである[1]。制定時に東芝EMI(のちユニバーサルミュージック・EMI Records)が東京放送合唱団による歌唱を収録したシングル盤(規格品番:4Rs-624)を製造している。 2021年(令和3年)には、町制70周年を記念して県立太子高校Jコーラス部による斉唱と吹奏楽部による演奏の新録が行われた[2]。 太子町に関連する楽曲としては町歌の他に、2009年(平成21年)に太子町文化協会と観光協会が合同で選定した町民音頭「太子音頭」が存在する[3]。 備考兵庫県の太子町と「聖徳太子ゆかりの地」の繋がりで友好関係にある同名の大阪府南河内郡太子町も、同年(1976年)に町制20周年を記念して「太子町々歌」(作詞:松井定逸、作曲:秦井康文)を制定している[4]。 レコードの盤面に記載された表題は兵庫県が「太子町歌」なのに対して大阪府が「太子町々歌」と微細に異なるが、制定から年月が経過し大阪府側の町歌も「々」が省略されて「太子町歌」と呼ばれるようになっている[5]。町民音頭の表題は、兵庫県の「太子音頭」に対して大阪府は「太子町音頭」である[4]。 出典
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