天王寺七坂天王寺七坂(てんのうじななさか)は、大阪府大阪市天王寺区の南西部、上町台地の斜面にある7つの坂の総称。 概要北から順に、以下の坂がある。
豊臣期に生玉社が現在地へ遷座し、徳川期に大坂市中の寺院を整理して寺町が造成されたこともあって、いずれの坂も沿道に寺社が多い。真言坂はもと生玉社地、源聖寺坂は下寺町と生玉寺町、口縄坂は下寺町と天王寺寺町を通っている。 坂の上は落陽の眺めが良く「夕陽丘」と呼ばれる。また、寺社地であることから緑が多く、著名人の墓や碑のほか、大阪市唯一の滝であるとされる「玉出の滝」が存在するなど、観光スポットとなっている。 上記の7つの坂に学園坂を加えて天王寺八坂とも呼ばれる[1]。
脚注関連項目
外部リンク
|