大高未貴
大高 未貴(おおたか みき、1969年〈昭和44年〉[1] - )は、日本のジャーナリスト。 来歴東京都出身。1987年、茗溪学園中学校・高等学校卒業[2]。フェリス女学院大学卒業[2]。就職活動では、「世界の旅人」の夢を忘れず、客室乗務員、旅行会社を受験した結果、株式会社ディスカバー・ザ・ワールド・マーケティングに就職[3]。会社員時代の入社半年後、トルコ、イスラエル研修旅行でパレスチナ問題に遭遇し、ジャーナリストを志し、1年で旅行代理店を退社。 伝手を辿って大手広告会社系列シンクタンクに入社したが、雑用ばかりでモチベーションが下がっていた時に、25歳が年齢制限だったミス日本に応募し、1994年度ミス日本 国際親善を受賞[3]。1993年にイスラエル、トルコの国際親善の仕事をこなし、その後、滞在期間を延ばして自費でパレスチナガザ地区を取材し、ダメ元でPLOのアラファト議長に取材を申し込み、「日本のミスになんて、めったに会えないだろうから」と快諾し取材に成功した。その後、インドではガンデンポタンのダライ・ラマ14世、カルマパ17世へのインタビューが成功。それがキッカケとなり1995年に「SAPIO」にてジャーナリストデビューとなった。 1998年にアフガニスタン問題でターリバーン全盛のカーブル単独潜入し、『文藝春秋』、『AERA』等に潜入ルポを発表。その後も、世界100か国以上を取材で訪れ、アフリカでは「緑の革命」でノーベル平和賞を受賞したノーマン・ボーローグなどにインタビューする。 それと並行して、2004年4月の日本文化チャンネル桜開局以降から、2017年3月迄メイン番組のキャスターを務めていた。 プライベートでは、2010年9月3日に結婚し、2011年第1子を出産。 エピソード慰安婦問題慰安婦問題では国内外で取材をおこない、夕刊フジ、正論等に寄稿[4]。2013年5月28日に行われた新しい歴史教科書をつくる会主催の集会では、「フェミニストたちが元慰安婦のおばあちゃんたちを引き回して政治の場でさらしものにしていることこそ、女性の人権侵害ではないか」と主張した[5]。 週刊文春2014年4月10日号にて大高が執筆した「慰安婦『調査担当』韓国人教授が全面自供!」と言う見出しの、安秉直ソウル大学名誉教授インタビューの内容を掲載。 その後、インタビューを受けた安が民事訴訟を起こそうとしたが[6]、文教大学文学部教授の山下英愛が安からの依頼で、大高の記事への反論文を自身のTwitterに掲載したところ、これを大高が山下による捏造であるとの主張を展開し、インターネット上でも誹謗中傷にさらされるなど、名誉を傷つけられたとして、600万円の損害賠償などを求める訴訟を起こした[7] この訴訟は大高と山下の間の訴訟のため、原告である山下は番組を放送した日本文化チャンネル桜を被告に指定して無かったので、大高の担当弁護士に当該動画(【魔都見聞録】大高未貴vs山下英愛、一体どちらが吉田清治なのか?[桜H26/5/15])の削除を求め、チャンネル桜は求めに応じて削除をした。後に出版された「週刊金曜日」2018年5月11日号にて「「チャンネル桜」が該当動画削除 「慰安婦」問題で名誉毀損」と言う、被告人になっていないチャンネル桜が関連した様な見出しが付けられていた[8]。 また、裁判は結審したが、裁判を支援していたチャンネル桜支援者に対して報告せずに、2018年5月25日配信した大高が隔週レギュラー出演している『真相深入り!虎ノ門ニュース』の番組内で報告した[9]。 著作
出演番組テレビ
インターネット動画配信
関連項目脚注
外部リンク
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