大阪ガス都市開発プライベートリート投資法人
大阪ガス都市開発プライベートリート投資法人(おおさかガスとしかいはつプライベートリートとうしほうじん[3])は、大阪市中央区にある投資法人(私募リート)。 概要賃貸住宅を中心とした総合型の私募リートである。スポンサーは 大阪ガス株式会社及び同社100%子会社の大阪ガス都市開発株式会社で、資産運用会社は大阪ガス都市開発アセットマネジメント株式会社(大阪ガス都市開発株式会社100%出資)[1]。 スポンサーである大阪ガス都市開発によるマンションブランド「アーバネックス」の賃貸住宅を中心に組み入れる。ポートフォリオ構築方針は、エリア別では近畿圏50%以上、首都圏50%以下、全国主要都市10%以下で、用途別では住宅(居住用施設)70%以上、その他(オフィス・商業施設等)30%以下としている[4]。 2023年(令和5年)6月1日に設立され、9月1日に資産規模約180億円で運用開始を開始した。資産規模は中期的に400億円、長期的には更なる規模拡大を目指すとしている[1]。 運用開始時資産の約60%でグリーンビルディング認証を取得し、三井住友銀行による組成のグリーンローンによる調達を実施している[5][6]。 沿革
大阪ガスと大阪ガス都市開発は、2022年(令和4年)7月に私募REITの設立を予定していること、大阪ガス都市開発アセットマネジメントを設立したこと、不動産私募ファンド「合同会社Daigas不動産ファンド第1号」を設立したことを発表した[7][8]。 2023年度Daigasグループ経営計画にて、都市開発事業の事業領域の拡大として私募リートが位置づけられた[9]。 2023年(令和5年)6月、投資法人の設立と2023年秋に運用開始予定であることを発表した[10][11][12]
ポートフォリオ資産規模(取得価格ベース)は、運用開始時に12物件、約180億円。「アーバネックス神戸六甲」などを組み入れている[1]。 2024年8月現在は18物件(住居17、商業施設1)、取得価格総額262億円である[14]。 投資主脚注
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