大西隆
大西 隆(おおにし たかし、1948年7月16日[1] - )は、日本の都市工学者(土木工学・建築学)。東京大学名誉教授。工学博士(東京大学・1980年)。愛媛県出身。 都市計画、地域計画、社会システム工学、安全システムなどを研究し、国土計画、地域開発、都市開発などを手掛けている。 学会来歴愛媛県松山市生まれ。1975年東京大学工学部卒業、大学院修士課程後、大学院博士課程修了(いずれも都市工学専攻)。 長岡技術科学大学工学部助手、助教授を経て、アジア工科大学院助教授、東大工学部助教授、教授、国連大学高等研究所教授を兼任、東京大学先端科学技術研究センター教授などを歴任。 2011年10月日本学術会議会長[1]。2013年、東京大学名誉教授、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特別招聘教授。2014年4月から2020年3月まで豊橋技術科学大学学長[3]。 一般社団法人国立大学協会副会長、東日本大震災復興構想会議委員、総合科学技術・イノベーション会議議員[4]なども務めた。 研究業績として、海外公表の英文プロフィールに学術的著述1,000以上と公表している[5][6]。 大学の新規事業への参画を積極的に推進している。2015年度には、大学の軍事研究を積極的に推進。豊橋技術科学大学では、大西の積極的な取り組みにより、防衛省が研究費を支給する「安全保障技術研究推進制度」による研究費資金を獲得。有毒ガスを吸着するシートの開発に取り組んでいる[7][8]。また、2016年4月の日本学術会議総会では「大学などの研究者が、自衛の目的にかなう基礎的な研究開発することは許容されるべきだ」とする考えを示した[9]。 略歴
賞歴
著作
脚注
外部リンク
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