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この項目では、朝鮮民主主義人民共和国の現行行政区画について説明しています。かつて中国に存在した郡については「大興郡 (内モンゴル自治区)」をご覧ください。 |
大興郡(テフンぐん)は、朝鮮民主主義人民共和国平安南道東北部に位置する郡。
地理
狼林山脈のうち大同江源流地帯にあたる郡である。
隣接行政区
行政区域
1邑・1労働者区・16里を管轄する。
- 大興邑(テフンウプ)
- 鯨水労働者区(キョンスロドンジャグ)
- 広通里(クァントンニ)
- 錦城里(クムソンニ)
- 大同里(テドンニ)
- 徳興里(トクンニ)
- 都興里(トフンニ)
- 狼林里(ランニムニ)
- 龍坪里(リョンピョンニ)
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- 文三里(ムンサムニ)
- 福興里(ポクンニ)
- 小白里(ソベンニ)
- 新南里(シンナムニ)
- 雲興里(ウヌンニ)
- 仁龍里(イルリョンニ)
- 昌峴里(チャンヒョンニ)
- 平和里(ピョンファリ)
- 黒水里(フクスリ)
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歴史
1945年8月15日の時点で、寧遠郡の一部であった。1952年12月に北朝鮮の行政区画が改編された際、寧遠郡東北部にあたる城龍面・大興面・小白面・新城面からなる大興郡(1邑24里)が新設された。1954年10月から1972年11月までは咸鏡南道に所属した。
年表
この節の出典[1]
- 1952年12月 - 郡面里統廃合により、平安南道寧遠郡城龍面・大興面・小白面・新城面および温和面・徳化面の各一部地域をもって、大興郡を設置。大興郡に以下の邑・里が成立。(1邑24里)
- 大興邑・龍大里・青山里・淳浩里・龍坪里・広通里・仁龍里・福興里・黒水里・鯨水里・平和里・大同里・小白里・狼林里・錦城里・昌壮里・都興里・雲興里・新南里・昌峴里・文三里・徳興里・温陽里・茴陽里・新興里
- 1954年10月 - 行政区画の見直しにより、咸鏡南道大興郡となる。(1邑18里)
- 龍大里・青山里・淳浩里・温陽里・茴陽里・新興里が平安南道寧遠郡に編入。
- 1956年9月 - 昌壮里が雲興里・昌峴里に分割編入。(1邑17里)
- 1961年3月 - 鯨水里が鯨水労働者区に昇格。(1邑1労働者区16里)
- 1972年11月 - 行政区画の見直しにより、平安南道大興郡となる。(1邑1労働者区16里)
- 2001年8月 - 黒水里の一部が咸鏡南道咸州郡上倉里と合併し、咸鏡南道咸興市来日労働者区となる。(1邑1労働者区16里)
脚注
外部リンク