大智院 (知多市)
大智院(だいちいん)は、愛知県知多市にある真言宗智山派の寺院。 概要山号は金照山(きんしょうざん)。本尊は聖観世音菩薩。 境内の西側に八百比丘尼が植えたとされる樹齢千年余りの大樟(知多市指定保存樹木)がそびえるほか、眼鏡をかけた弘法大師像「身代大師」(めがね弘法)がある。 歴史聖徳太子によって開基された真言宗智山派の寺院で、本尊である聖観世音菩薩と前立の馬頭観世音菩薩も、聖徳太子の御作と伝えられている。当初は山号を「楊柳山」と称していたが、兵火にかかることを免れたことから、元禄5年に現在の山号に改めている。 身代大師弘法大師が知多巡錫のみぎりに大智院に残した自らの尊像。安政年間に盲目の老人が祈願したところ、験を蒙ったという。老人の目が癒えるのとひきかえに身代大師の左目が傷ついたが、それ以来老人が残していった眼鏡が像にかけられ、「めがね弘法」と呼ばれるようになった。 文化財知多市指定文化財
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