大分市立荷揚町小学校
大分市立荷揚町小学校(おおいたしりつ にあげまちしょうがっこう)は、かつて大分県大分市荷揚町にあった公立小学校である。 概要大分市の中心市街地に位置し、校区には官公庁が立ち並ぶ大手町や、大分市内最大の商業地域である都町、中央町、府内町を含んでいた。 2008年度から2010年度まで文科省の研究開発学校の指定を受け、「ことばコミュニケーション科」を実施[1]。この「ことばコミュニケーション科」では、主として英語を用いて、コミュニケーション能力の素地を育成することを目的とし、児童の生活や教科等で学習したことがらを題材として扱っていた。 卒業生の総数は、11,443人[2]。 沿革
統合少子化の影響や元々住宅地が少ないといった要因から、生徒数が減少傾向にあったため、学校の小規模化に伴い校区の再編成や、同じ大分市立碩田中学校区内にある大分市立中島小学校、大分市立住吉小学校との統廃合が検討された。全国的に少人数学級を推進する動きなどを受け、2005年の時点で協議を一旦終結したが[8]、2012年3月に策定された「大分市立小中学校適正配置基本計画」では、本校、中島小学校、住吉小学校を統合して新設校を建設するとともに、碩田中学校との小中一貫教育の充実を図るという方向性が示された[9]。 2014年2月25日には、大分市教育委員会が、本校、中島小学校、住吉小学校を統合して、碩田中学校と隣接する住吉小学校の校地に、2017年4月に施設一体型小中一貫校を開校することを決定[10]。2016年6月には、この新設校の種類を大分県初の義務教育学校とすること、校名を大分市立碩田学園とすることが決定された[11]。この統合によって、本校は2017年3月に閉校し、4月に大分市立碩田学園が開校した。 通学区域荷揚町、都町一丁目~四丁目、城崎町一丁目~三丁目、中央町一丁目~四丁目、高砂町、寿町、府内町二丁目・三丁目、末広町一丁目[12] 周辺施設アクセス脚注注釈出典
関連項目外部リンク
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