大倉会館
大倉会館(おおくらかいかん)は、愛知県大府市にある複合公共施設。本棟と別棟の2つの建物からなる。隣接地に大倉公園がある。 歴史1980年(昭和55年)に市制施行10周年の記念事業として建設された複合施設[2]。1980年度(昭和55年度)には第12回中部建築賞で入賞している[3]。2014年(平成26年)までは大府市中央図書館(本棟)と大府市歴史民俗資料館(本棟)と大府児童老人福祉センター(別棟)の3施設で構成されていたが、2014年(平成26年)以後は大府市歴史民俗資料館(本棟)と大府児童老人福祉センター(別棟)の2施設で構成されている。 施設大府市歴史民俗資料館(本棟)1980年(昭和55年)11月1日に開館した資料館である[4]。前身は大府町郷土資料館であり、大府市立大府小学校の旧木造校舎にあった[2]。1階部分は、明治初期の民家が再現されており、当時の機織り道具・生活用品・農耕具・養蚕用具などの展示が行われている。2階部分は、愛知県指定文化財である藤井宮御酒瓶子ほか、古墳の出土物やパネルの展示が行われている。 2015年(平成27年)3月21日には、旧中央図書館の移転に伴う改修工事が完了し、1階に大府市歴史的公文書保存書庫(公文書館)と企画展示室、2階に多目的ホールと会議室を新設したほか、常設展示室も更新している[5][6]。
大府児童老人福祉センター(別棟)0歳から18歳までの児童と60歳以上が利用できる複合施設で、児童センターと老人福祉センターの機能を併せ持っている[7]。 一年を通して行われる様々な行事のほか、各種クラブ活動やサークル活動、子ども家庭相談なども行われている。
大府市中央図書館(移転)1980年(昭和55年)7月17日から[4]2014年(平成26年)3月17日には、大倉会館に大府市中央図書館があった。大府市中央図書館の管理運営は2004年(平成16年)4月より図書館流通センターに委託されていた。大府市中央図書館の延床面積は1,137.67m2であ った[4]。2014年(平成26年)7月1日には複合文化施設「おおぶ文化交流の杜」におおぶ文化交流の杜図書館が開館している[8]。 交通アクセス脚注
外部リンク
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