『坂本龍馬』(さかもとりょうま)は、1989年3月31日にTBSで放映された大型時代劇特別企画である。本作では、年初以外の放送はシリーズ初にして唯一である。
概要
TBS大型時代劇スペシャルのシリーズの中で唯一年初以外の放送だが、主要キャストの多くは他の作品と共通している。真田広之、名取裕子、松方弘樹、十朱幸代、若山富三郎他、豪華キャストが集結。
端役でブレイク前の香川照之、財前直見、竹中直人らが出演。
前作の『織田信長』で監督だった中島貞夫が本作も続投。同作で主演の渡辺謙がナレーターを担当。
土佐郷士株を持つ裕福な商家に生まれ、脱藩後は志士として活動、貿易会社と政治組織を兼ねた亀山社中(後の海援隊)を結成し、薩長同盟の斡旋、大政奉還の成立に尽力するなど倒幕および明治維新に影響を与えながらも、大政奉還成立の1ヶ月後に近江屋事件で暗殺されるまでの、日本の夜明けのために尽力した坂本龍馬の33年間の短い生涯を青春群像的に描いていく。
あらすじ
キャスト
スタッフ
- 監督:矢島信男
- 操演:鈴木昶
- 操演助手:尾上克郎、穂坂靖、明石照男、渋谷祐一
- 撮影:高橋政千
- 撮影助手:石渡均、倉持武弘、高橋義仁
- 照明:佐々木政一
- 美術:佛田洋
脚注
- ^ 平井収二郎がモデル。
- ^ 平井加尾がモデル。