坂巻 静佳(さかまき しずか)は、日本の法学者(国際法)。学位は博士(法学)(東京大学・2010年)。静岡県立大学国際関係学部准教授・大学院国際関係学研究科准教授。
東京大学グローバルCOE特任研究員、静岡県立大学国際関係学部講師などを歴任した。
来歴
生い立ち
東京大学に入学し[1]、同法学部にて学んだ[1]。2002年3月、東京大学を卒業した[1]。その後、東京大学の大学院に進学し[1]、同法学政治学研究科の総合法政専攻にて学んだ[2]。2009年3月、東京大学の大学院における博士課程を単位取得満期退学した[1]。なお、在学中に執筆した博士論文「雇用に関する国家の裁判権免除」[2][3]により、翌年になって東京大学より博士(法学)の学位を授与されている[2][3][4][5]。
なお、その際の論文審査委員は荒木尚志、中谷和弘、岩澤雄司、白石忠志、高見澤磨であり[2]、荒木が主査を務めた[2]。また、学位の授与に際しては特別優秀賞も併せて贈られている[5]。
研究者として
大学院を単位取得満期退学してからは、2009年4月から同年9月にかけて、母校である東京大学にてグローバルCOE特任研究員を務めた[6]。同年10月、静岡県立大学に転じ[6]、国際関係学部にて講師に就任した[6]。なお、大学院においては国際関係学研究科の講師も兼務した。どちらの講師も2017年9月まで務めた。同年10月、静岡県立大学にて国際関係学部の准教授に昇任した[6]。国際関係学部においては、主として国際関係学科の講義を担当した[7]。なお、大学院においては国際関係学研究科の准教授も兼務した[7]。国際関係学研究科においては、主として国際関係学専攻の講義を担当した。
研究
専門は法学であり、特に国際法に関する分野の研究に従事していた[8]。具体的には、国際法上の免除や海洋法などを研究していた[9]。また、2019年度の教員活動評価にて特に高く評価され[10]、2020年に静岡県立大学学長表彰を受けた[10]。
学術団体としては、国際法学会[11]、国際法協会日本支部[11]、世界法学会[11]、日本海洋政策学会[11]、などに所属した。
略歴
賞歴
著作
共著
分担執筆
脚注
関連項目
外部リンク