土御門親定
土御門 親定(つちみかど ちかさだ)は、鎌倉時代中期〜後期の公卿。正二位権大納言。太政大臣土御門定実の二男。母は権大納言平時継の女。 経歴以下、『公卿補任』と『尊卑分脈』の内容に従って記述する。
大覚寺統寄りの定実一家『増鏡』第十一「さしぐし」では、後伏見天皇が後二条天皇に譲位した後、親定の父定実が前内大臣から太政大臣に任ぜられたことに関連して、定実一家が亀山院の信任が厚かったことが記述されている。 このことから、定実一家は大覚寺統寄りであったことが推測される。また、親定は兄雅房と並んで学才があったとも記述されている。 系譜参考文献 |