国際園芸博覧会国際園芸博覧会(こくさいえんげいはくらんかい)は、オランダのハーグにある国際園芸家協会 (AIPH) が認定する博覧会である。 国際規模で園芸生産者の利益を図り、園芸技術の向上を図るために開かれる。 種別として各国代表の参加による国際的園芸博覧会(A類)と国際性のある国内園芸博覧会(B類)がある。 分類国際園芸博覧会(A類)
国際性のある国内園芸博覧会(B類)
歴史1948年にヨーロッパの園芸家たちが国際園芸家協会 (AIPH) を設立し、初めての国際博覧会を1960年にオランダのロッテルダムで開催した。 以後ヨーロッパ各地で定期的に開催され、アジアでは1990年に日本の大阪市で開催された「国際花と緑の博覧会」(A1) が最初で、以後フィリピン、1999年に中国の昆明(昆明世界園芸博覧会、A1)、2000年に日本の兵庫県淡路島(淡路花博)、2002年と2009年に韓国の安眠島(安眠島国際花博覧会)[1]、2004年に日本の静岡県浜名湖畔(浜名湖花博)、2006年に中国の瀋陽(瀋陽世博会)とシンガポール (Singapore Garden Festiva)、2006年 - 2007年にタイのチエンマイ県(チェンマイ国際園芸博覧会)、2010年 - 2011年に台湾(台北国際花の博覧会)、2013年に韓国の順天(順天湾国際庭園博覧会)、2019年に中国の北京(北京世界園芸博覧会、A1)で開催された。 2021年に中国の揚州市、儀徴市で揚州世界園芸博覧会が予定されている。 日本日本では1985年8月に社団法人日本造園建設業協会が国際園芸家協会 (AIPH) に加盟し、その後国際園芸博覧会の招請している。日本国政府の省庁は国土交通省と農林水産省が担当する。 これまでに日本で開催された国際園芸博覧会は下記。
2027年に神奈川県横浜市の在日米軍旧上瀬谷通信施設の跡地で2027横浜国際園芸博覧会「GREEN×EXPO 2027」(A1) の開催が予定されている[2][3]。 脚注
関連項目外部リンク |