和気町営バス

和気町営バス(わけちょうえいバス)は、岡山県和気郡和気町で運行しているコミュニティバスで、備前市赤磐市にも乗り入れている。愛称はわけまろ号

和気町では予約制乗合の「和気あいあいタクシー」を運行していたが、利用者が減少傾向にあったため2019年4月1日より定時定路線の町営バスに転換する形で本格運行を開始した。

なお、和気町に合併前の各町にて運行していた自治体バスについても、この項にて述べる。

概要

  • 13路線が運行されている。
  • 運行形態は、道路運送法の規定に基づく自家用自動車(白ナンバー車)による有償運送(いわゆる80条バス)である。
  • 運賃は200円(小学生以下の子供と障がい者は100円)均一。
    • 和気駅周辺まちなか線に限り、1日1回の料金で何度でも利用可能である。
    • 他の路線から和気駅周辺まちなか線に乗り継ぐ場合は無料の乗継券が発行される。
    • 和気・片上線は備前市営バスの定期券・回数券でも利用可能である。
  • 土曜・日曜・祝祭日および年末年始は運休。
  • スクールバスの車両を利用して運行しているため、学校行事等で運行内容が変更になる場合がある。

沿革

路線

現和気町営バスのバス停(図書館)
  • 塩田・苦木線 - 奥塩田から塩田、苦木を経由して和気駅までの間
  • 北山方・田土線 - 奥塩田から北山方、田土を経由して佐伯プラザ・サエスタまでの間
  • 津瀬・小原線 - 津瀬から父井原(小原)を経由して和気駅までの間
  • 田賀・佐伯線 - 田賀から宇生、佐伯を経由して和気駅までの間
  • 小坂・加三方線 - 小坂から加三方、父井原を経由して和気駅までの間
  • 日笠・和気線 - 保曽(室原)から日笠下、益原、和気を経由して和気駅までの間
  • 藤野線 - 吉田から藤野、泉を経由して和気駅までの間
  • 本荘線 - 清水から衣笠、尺所を経由して和気駅までの間
  • 石生線 - 和気駅から田原下、田原上、本、原を経由して和気駅までの間
  • 和気・片上線 - 和気駅から衣笠、大中山、清水を経由して備前市片上までの間
  • 吉永病院線 - 和気駅から藤野、吉田を経由して備前市立吉永病院までの間
  • 和気駅周辺まちなか線 - 和気駅から和気鵜飼谷温泉、和気駅南側、衣笠、日室を経由して和気駅までの間
  • 佐伯・熊山線 - 佐伯老人福祉センターからサエスタ、父井原(大成)を経由して熊山駅までの間

車両

以前に運行していた自治体バス

佐伯町福祉バス

  • 合併前の佐伯町で運行していた自治体バスで、合併後も和気町福祉バスとして、町営バスに再編されるまで運行していた。
  • 運行形態は、道路運送法の規定に基づく自家用自動車(白ナンバー車)による有償運送(いわゆる80条バス)であった。
  • 運賃は1回利用100円均一で、町内在住の70歳以上の高齢者、障がい者および12歳以下の小児は無料だった。
  • 土曜・日曜・祝祭日及び12月29日 - 1月3日は運休だった。

沿革

  • 2006年3月1日 ‐ 佐伯町の和気町への合併に伴い、和気町に引き継がれ、和気町福祉バスとなる。
  • 2008年12月26日 ‐ 熊山便以外の路線を廃止(デマンド型の「和気あいあいタクシー」に移行)。

路線

  • 熊山便
    • 佐伯老人福祉センター - サエスタ - 父井神社前 - 父井上 - 奥新田 - 大成バス停 - 熊山駅
  • 赤坂便
    • 佐伯老人福祉センター - 佐伯大橋西/サエスタ - 妙泉寺前 - 旧郵便局前 - 片山口 - 山の鼻 - 小学校前 - 群庄橋 - 土生 - 旧昭和農協 - 田尻 - ポレポレ苑 - 加賀知田 - 田尻(つるの里) - 小坂 - 北佐古田上 - 北佐古田 - 南佐古田口 - 今井 - 軽部保育園前 - 町苅田

旧和気町営バス

  • 幼稚園児や小中学生の通学手段と民間バスの運行休止による住民の交通手段確保のため[1]、旧和気町が運行していたが、デマンド型の「和気あいあいタクシー」の運行開始に伴い2007年4月1日に廃止された。
  • 運行形態は、道路運送法の規定に基づく自家用自動車(白ナンバー車)による有償運送(いわゆる80条バス)であった。

路線

  • 室原上 - 室原中 - 室原下 - 岸野 - 寺谷 - 湯の口上 - 湯の口 - 診療所前 - 日笠小学校前

脚注

  1. ^ 第8回 佐伯町・和気町合併協議会 会議資料 協定項目 24-11.環境対策事業の取扱い(その1)

外部リンク