吹上温泉 (鹿児島県)
吹上温泉(ふきあげおんせん)は、鹿児島県日置市吹上町湯之浦(旧国薩摩国)にある温泉。別名湯之浦温泉、伊作温泉[1]。 泉質若干、硫化水素成分が含まれる。 温泉街吹上温泉は南薩地方、とりわけ西部の人に好まれてきたいで湯であり、素朴な温泉街が情緒を醸し出している。西方には日本有数の砂丘、吹上浜が広がっており、その近くには国民宿舎がある。 共同浴場は7軒存在する。 歴史詳しい歴史は分かっていないが、地元の人らは馬の洗い水としてこの湯を使っていたという。以前は伊作(いざく)温泉と呼ばれていた。多くの文人に好まれ、西郷隆盛、斎藤茂吉らが訪れたことがある。また、戦時中には特攻隊員らが最後に過ごした場所でもあり、遺品などを展示する旅館もある。 アクセス脚注
関連項目
|