向小島城
向小島城(むかいこじまじょう)は、岐阜県飛騨市にあった日本の城(山城)。別名信包城。国の史跡に指定されている(史跡「姉小路氏城跡」のうち)[1][2]。姉小路家向氏の本城。 概要・歴史戦国時代の永正から天文の間の築城とされている。築城者は姉小路氏の姉小路家綱の子・藤原師信とする説がある。 享禄3年から同4年(1530年-1531年)頃、姉小路氏は三木氏に敗れ、当城も三木氏に押さえられていたと考えられている[3] 後見役である牛丸氏の謀反により向宣政は窮地を脱し、佐竹氏へ仕え、後に向宣政は姉小路頼綱の次女を妻とした。八日町の戦い後、牛丸氏は討伐され、姉小路氏の城となる。 飛騨征伐後は金森氏の城となるも一国一城令により廃城となった[4]。 1959年(昭和34年)11月16日に岐阜県指定史跡に指定され[5][6]、2024年(令和6年)2月21日に国の史跡に指定された(史跡「姉小路氏城跡」のうち)。 城郭櫓台、虎口、土塁、郭、堀、畝状空堀群、発掘調査では石積等が残る[3]。 脚注
関連項目外部リンク
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