口羽元通
口羽 元通(くちば もとみち)は、安土桃山時代から江戸時代初期にかけての武将。毛利氏家臣である口羽通平の嫡男。 生涯毛利氏家臣である口羽通平の嫡男として生まれ、毛利輝元に仕える。 天正20年(1592年)4月から始まる文禄の役において、父・通平と大叔父・口羽春良が輝元に従って朝鮮へ渡海したが、慣れない朝鮮の風土から病にかかる者が続出し、同年10月11日に春良が開寧の陣中で病没。翌文禄2年(1593年)3月9日には通平も死去したため、元通が後を継いだ。 慶長5年(1600年)の関ヶ原の戦い後、毛利氏の防長移封に従って元通も長門国萩へ移住。後に江戸詰めとなったが、慶長19年(1614年)8月12日に江戸で病死した。若くして死去したため嗣子が無く、その所領は口羽春良の次男である元智に引き継がれた。 参考文献
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