参宿
参宿(しんしゅく)、和名は唐鋤星(からすきぼし)、二十八宿の一つで西方白虎七宿の第7宿。距星はオリオン座ζ星(三つ星の東端の星)またはδ星(三つ星の西端の星)[1]。『史記』天官書や『漢書』天文志では白虎を参宿の別名とする。 星官主体となる星官(星座)としての参は、オリオン座のζ星、ε星、δ星、α星、γ星、κ星、β星の7つの星によって構成される。なお「参」の字音は「サン」ではなく「シン(shen)」である(人参「ニンジン」同様)。 参宿の距星は、本来はオリオン座δ星であったが、歳差や恒星の固有運動のために明代頃には觜宿の距星を西に越えてずれ込んでいた。つまり、觜宿と参宿の順序が逆になってしまっていた。このため参宿の距星を別の星に置くなどの措置が取られるようになった[1]。 天区内の星官参宿には7つの星官がある。
暦注普請・旅行・開店等が吉といわれる。 脚注 |