南谷昌二郎

南谷 昌二郎(なんや しょうじろう、1941年7月2日-)は、日本の実業家西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)代表取締役社長・会長を歴任。

JR福知山線脱線事故発生時の会長職。事故発生直後には任期切れが迫っていた関西経済連合会副会長職の続投を示唆し、引き続き会長職を務めながら事故処理や経済界の活動に当たる考えを示していた[1]が、翌年、事故の責任を取って会長職を辞任した。後に業務上過失致死罪容疑で起訴された際には、JR西日本本社前で記者会見を開き、「申し訳ない気持ちでいっぱい」と述べた。

略歴

脚注

出典

  1. ^ 関経連副会長職続投の意向を示す JR西・南谷会長『朝日新聞』2005年(平成17年)4月27日夕刊 4版 18面
  2. ^ a b c d e f g h i “新社長に南谷氏内定 JR西日本 井手社長は会長に”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1997年2月24日) 
  3. ^ 福知山線事故、歴代3社長「起訴相当」…検察審査会 YOMIURI ONLINE(読売新聞)2009年10月22日
  4. ^ JR西の歴代3社長、再び不起訴「事故予測できず」 西日本新聞 2009年12月4日
  5. ^ JR福知山線脱線:歴代3社長、強制起訴 毎日新聞2010年4月24日
先代
井手正敬
西日本旅客鉄道社長
第3代:1997年 - 2003年
次代
垣内剛
先代
井手正敬
西日本旅客鉄道会長
第4代:2003年 - 2006年
次代
倉内憲孝
先代
小林幹司
関西経済同友会代表幹事
1998年度 - 1999年度
次代
井上礼之