南淡町(なんだんちょう)は、兵庫県(淡路島)にかつて存在した町。同島南西部と沼島(ぬしま)で構成されていた。
2005年(平成17年)1月11日、三原郡4町が合併して「南あわじ市」となったため消滅した。
地理
兵庫県南端に位置し、瀬戸内海(播磨灘)と太平洋の両方に面している。
隣接していた自治体
歴史
行政
- 歴代町長
- 藤平 保 1955年5月20日 - 1959年5月19日
- 森 勝 1959年5月20日 - 1979年5月19日
- 江本 卓爾 1979年5月20日 - 1991年5月19日
- 福島 穣作 1991年5月20日 - 1995年5月19日
- 坂川 一弘 1995年5月20日 - 1999年5月19日
- 森 紘一 1999年5月30日 - 2005年1月10日
経済
産業
- 主な産業
- 農業
- 水稲・玉葱・白菜・レタス・キャベツ等の栽培を中心に三毛作体系が確立
- 南斜面で電照菊・水仙等の花卉・みかん・びわの栽培
- 漁業
- 近くに好漁場が多く高級魚の水揚げも多い
- 栽培漁業も盛んである
- 工業
- 三洋エナジー南淡(旧 南淡電機)
- パイオニア淡路工場 など
- 産業人口(2000年国勢調査)
- 総数 10,973人
- 第1次産業 2,761人(25.2%)
- 第2次産業 3,222人(29.4%)
- 第3次産業 4,979人(45.4%)
- 昼夜間人口比 92.2%
姉妹都市・提携都市
国内
海外
地域
教育
町内に高等学校はなく、町内の生徒の多くは隣の三原町の高校に通っている。それらの高校において、旧三原郡各町と比べ、同町からの通学者は最も多い。
かつては町内に兵庫県立洲本高等学校南淡分校があったが、三原西分校に統合されたのち、兵庫県立志知高等学校(三原町)となった。
中学校
小学校
- 南淡町立福良小学校
- 南淡町立賀集小学校
- 南淡町立北阿万小学校
- 南淡町立阿万小学校
- 南淡町立灘小学校
- 南淡町立沼島小学校
交通
鉄道路線
現在鉄道は走っていない。1966年まで淡路交通鉄道線があった。
道路
船舶
- 福良港
- 観潮船が運航されている(要予約):かつては鳴門市の撫養港への航路があったが、大鳴門橋の開通に伴い廃止となった。
- 土生(はぶ)港:沼島への航路がある(1日10往復)。このほか沼島へは洲本港からも1日1往復運航されている。
一般バス
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
出身有名人
脚注
関連項目
外部リンク