南宣之
南 宣之(みなみ のぶゆき、1965年11月13日 - )は、日本の実業家。学位は理工学修士(慶應義塾大学・1990年)。東洋オリーブ株式会社代表取締役、株式会社銀座クルーズ取締役。 株式会社大阪造船所社長(第4代)、東洋オリーブ株式会社社長(第7代)、株式会社ダイゾー社長(第2代)、株式会社大島造船所社長(第7代)などを歴任した。 概要1965年、北海道にて生まれた。慶應義塾志木高等学校、慶應義塾大学を卒業後、同大学の大学院に進み、理工学研究科の修士課程を修了した。翌年、大阪造船所に入社する。5年後、取締役に就任し、副社長に昇進する。翌年、大島造船所の取締役も兼任することになる。 前任の南尚が会長に退いたため、一時、大阪造船所の社長となった。その後、日本債券信用銀行頭取だった東郷重興を社長に迎え、自身は東郷を支え副社長を務めた。大阪造船所がダイゾーに移行したのちも継続して副社長にとどまり、2009年に東郷の退任にともない代表取締役として社長の座に就いた。 人物自身が経営する東洋オリーブのモットーでもある「いつもおいしく美しく」を座右の銘としている[1]。また、漫画を読むのが息抜きの一つである[1]。 家族・親族宣之の妻・安子は、「日本の三大億万長者」と謳われた南俊二に連なる一族の出身であり、宣之と同じく慶應義塾大学の卒業生である(同志社女子高等学校→慶應義塾大学文学部国文学科[2])。大阪造船所社長などを歴任した南尚は、宣之の岳父にあたる。また、尚も慶應義塾大学の法学部、尚の妻も同大学の経済学部の卒業生である。そのほか、大阪造船所の副社長をはじめ大洋製鋼の会長などを歴任した南保夫は、俊二の二男であるため宣之の義大叔父に該当するなど、著名な係累縁者が多数存在するため、下記の一覧では宣之の親族に該当する者のみ記載した。 系譜
略歴
出演テレビ脚注
関連項目
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