南ウバンギ州
南ウバンギ州(みなみウバンギしゅう、仏: Province du Sud-Ubangi)はコンゴ民主共和国北西部の州。2006年2月に成立し2009年から施行されたコンゴ民主共和国憲法による。ウバンギ川の湾曲部の南に位置し、それまでの赤道州の北西部にあたる。北東に北ウバンギ州、南東にモンガラ州、南に2006年以降の赤道州、南西にコンゴ共和国リクアラ州、北西に中央アフリカロバイエ州、バンギ、オンベラ・ムポコ州と接する。 1984年以降公式の国勢調査は行われておらず、人口値は信頼性が乏しい。2006年の大統領選挙における南ウバンギ州の有権者数は89万人で有権者総数2540万人の3.5%だった。『エスノローグ』によれば北部にウバンギ系住民、南部にバントゥ系住民が多い[1]。2009年12月に共にバントゥ系民族のロバラ人とボムボマ人(バボ人)の間で漁業資源などを巡る衝突が発生し、コンゴ共和国、中央アフリカに難民が流出した[2][3]。 県都市脚註
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