南アラビア連邦
南アラビア連邦(みなみアラビアれんぽう、アラビア語: اتحاد الجنوب العربي, ラテン文字転写: Ittihad al-Janūb al-‘arabī)は1959年から1967年までの間現在のイエメン南部に存在したイギリス保護領地域の連邦国家(非独立国)である。アラビア半島南西部のイギリス保護領であった首長国が加盟して成立した。1967年にイエメン人民民主共和国として独立した。首都はアデン。連邦の元首はアデンの高等弁務官が務めていた。 加盟国当初の連邦は前身となる南アラブ首長国連邦の15ヵ国だった。その後、アデン植民地と上アウラキ・スルターン国の加入によって17ヵ国となった。一方、連邦へ加入しなかった他の英保護国は南アラビア保護領の一部とされた。
脚注
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