函館段丘函館段丘(はこだてだんきゅう)とは北海道函館市の市街地中央部にある段丘である。 概要中島町、千代台町、本町、杉並町、松陰町、柏木町、駒場町にまたがる段丘で、日吉町段丘の下位に位置する第4段丘。標高は17-18mある。南側には海食の後がない。形成時期は第四紀の更新世末(1万2000年前)とされる[1]。 段丘崖は
等で表れている。 土地利用水捌けが良く、南に向けて緩やかに傾斜しているので住宅地として優れた土地となっている。段丘の背を通って函館馬車鉄道(函館水電等を経て現・函館市企業局交通部)が開通すると沿線は高級住宅街として開発された。一方で北向きの斜面の土地は太陽熱の吸収が悪く、居住地としては劣っている。 1969年(昭和44年)に十字街(末広町)より段丘上の五稜郭公園前停留場付近に丸井今井函館店(株式会社函館丸井今井)が移転してきたことにより繁華街「五稜郭地区」が成立した[2]。 脚注参考文献
関連項目
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