児玉桂三児玉 桂三(こだま けいぞう、1891年(明治24年)6月17日 - 1972年(昭和47年)10月1日)は、日本の生化学者。滋賀県出身。東京大学名誉教授。第2代徳島大学学長。元トヨタ自動車工業監査役。 児玉一造東洋綿花社長や、豊田利三郎トヨタ自動車工業社長は兄。妻の壽は北村七郎三井物産監査役の三女で、詩人の北村初雄は義弟。他の姻族に山下財閥創業者の山下亀三郎の長男山下太郎山下汽船社長などもいた[1]。 経歴東京帝国大学卒業。1937年(昭和12年)に実兄の豊田利三郎が初代社長となる形でトヨタ自動車工業が設立されると同社大株主となり[2][3]、のちに1953年(昭和28年)から1956年(昭和31年)まで監査役も務めた[4]。 愛知医科大学、九州帝国大学(現九州大学)教授を歴任し、1943年(昭和18年)に東京帝国大学教授となり後に医学部長に就任。その後、1953年(昭和28年)から1965年(昭和40年)まで徳島大学学長を務めた。また1963年に阿南工業高等専門学校校長に就任。 1964年(昭和39年)に社団法人日本栄養・食糧学会より功労賞受賞。1965年(昭和40年)勲二等旭日重光章受章。1972年(昭和47年)死去。81歳没。叙正三位[5]。 著書単著
共著
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監修
脚注
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