信州塩尻農業公園チロルの森
チロルの森(チロルのもり)は、長野県塩尻市に2020年(令和2年)11月29日まで存在した、株式会社ファームが運営していた体験型総合テーマパークであるが、2024年(令和6年)7月27日 - 9月1日の期間限定で復活開園した。 概要1999年開園[3]。オーストリア・チロル地方をモチーフにしており、ヨーロッパの牧歌的な景観や農業体験などを楽しむことが出来る。主な特徴はラベンダー畑や牧舎があり、乗馬や動物とのふれあいなど自然に溶け込んだ施設となっている。定期的にキャラクターショーや音楽祭等が開かれており、小さな子供がいる家族向けのイベントを行っている。また、駐車場が広いため(2000台収容可能[4])カーミーティングの会場に使用される事が多い。 自家製品の開発に積極的に関わっており、地産地消の考えを元に地元企業と共同開発する事が多い。 マスコットキャラクターに「チロリス」がいる。 2020年9月28日、新型コロナウイルス感染症の影響で同年11月29日に閉園することが発表され[3]、予定通り11月29日に閉園した[5]。閉園に伴い飼育されていた動物は他施設へ引っ越した[6]。塩尻市長(当時)の小口利幸は閉園について「残念だが致し方ない」とコメントしている[2]。跡地の利用については2020年9月の時点で未定となっている[2]。 閉園後の2022年8月6日、塩尻市観光協会と塩尻市の主催のイベント「自然の中のふれあい広場~かわいい動物大集合」が1日限定で開催された[7]。 2024年3月26日に開かれた塩尻市こども議会で小学生の児童からチロルの森を復活させてほしいと求められ、塩尻市長の百瀬敬は施設を所有する会社と対応を話し合っているとし、「再び開場できるよう頑張ります」と述べた[8]。 2024年7月27日から同年9月1日まで限定営業している[9][10]。 廃園間近の2020年11月時点の入園料は大人1000円だったが、2024年復活時には800円に値下げされている[10]。 現行入園料
エリア4つのエリアに分かれている。2024年現在、地形などは廃業前の状況と大きく変わっていない。旧チロルの森にあった日本庭園エリアは改修工事により閉鎖されている。 森の入り口
憩いの森エリア
遊びのエリア
ふれあいまきば丘エリア
過去2020年11月時点まで園内は森の入り口、味散歩の街、ワインとまきばの丘、遊びのエリア、と4つのエリアに分けられていた。 森の入り口
味の散歩道
ワインとまきばの丘
遊びのエリア
交通
関連会社
脚注
外部リンク |