伝姫

伝姫(つてひめ、1737年元文2年) - 1802年享和2年))は、阿波徳島藩第10代藩主・蜂須賀重喜正室。父は筑後柳河藩第5代藩主・立花貞俶。母は側室の永林院(みね)。

兄弟には立花貞則立花鑑通立花致博戸次通孝山名義徳立花通堅などがいる。院号は養寿院[1]

生涯

筑後柳河藩第5代藩主・立花貞俶と側室・永林院の四女として生まれる[2]。後に阿波徳島藩第10代藩主・蜂須賀重喜に嫁ぐ[3]

宝暦7年(1758年)、重喜との間に長男・蜂須賀治昭を出産[3]。その後、次男・蜂須賀喜翰(若狭)、三男・蜂須賀喜和、四男・蜂須賀喜儀を出産する[4][3]

脚注

  1. ^ 1917年,榮進舍出版部『寛政重修諸家譜』
  2. ^ 1943年,阿波卿土会『蜂須賀家記』
  3. ^ a b c 1983年,東京大学出版会『徳島藩職制取調書拔 第1巻』
  4. ^ 続群書類従刊行会,1964年『新訂寛政重修諸家譜・第2』