仙頭 啓矢(せんとう けいや、1994年12月29日 - )は、大阪府枚方市出身のプロサッカー選手。Jリーグ・FC町田ゼルビア所属。ポジションはミッドフィールダー(MF)。
来歴
プロ入り前
中学生時代は地元のサッカーチームに所属し活躍。
京都橘高校の3年時に2012年度の第91回全国高等学校サッカー選手権大会に出場[2]。同大会で準優勝の成績を収め、1学年後輩の小屋松知哉と共に5得点で大会得点王も獲得した[1]。
高校卒業後は東洋大学に進学。3年時の2015年は関東大学サッカーリーグ戦2部でベスト11に選ばれ、同年の総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントに創部以来初めて出場してベスト8に入った[1]。4年時の2016年も関東大学リーグ2部でベスト11に選ばれ、チームも2部から1部に昇格した[3]。
プロ入り後
2017年より京都サンガF.C.に入団した[1]。3月12日、第3節のアビスパ福岡戦でプロ入り初得点。4月1日、第4節のジェフユナイテッド市原・千葉戦ではプロでは初のボランチでプレーして1得点を決めた[4]。2019年5月に開催されたJ2リーグ戦5試合で3得点2アシストを記録、チームの躍進に貢献したとして5月度のJ2月間MVPを受賞した[5]。
2020年、横浜F・マリノスに完全移籍で加入[6]、自身初のJ1挑戦となったが出場機会はリーグ戦3試合に留まった。同年9月26日、期限付き移籍により京都に半年ぶりに加入した[7]。
2021年、サガン鳥栖へ完全移籍[8]。
2022年、名古屋グランパスへ完全移籍[9]。
2023年、柏レイソルへ完全移籍[10]。
2024年、町田ゼルビアへ完全移籍[11]。
選手としての特徴
トップ下やボランチなど中盤の幅広いポジションでのプレイ可能で、技術と戦術眼に優れる万能型ミッドフィルダー[12]。
人物
- 苗字が仙頭(せんとう)なため、京都府公衆浴場組合とコラボ企画に参加して銭湯をPRした[13]。
所属クラブ
- FCジョカーレ
- ガンバ大阪門真ジュニア(枚方市立小倉小学校)[6]
- FCグリーンウェーブU-15(枚方市立渚西中学校)[6]
- 2010年 - 2013年 京都橘高校
- 2013年 - 2016年 東洋大学
- 2017年 - 2019年 京都サンガF.C.
- 2020年 横浜F・マリノス
- 2020年9月 - 同年12月 京都サンガF.C. (期限付き移籍)
- 2021年 サガン鳥栖
- 2022年 名古屋グランパス
- 2023年 柏レイソル
- 2024年 - 町田ゼルビア
個人成績
国内大会個人成績 |
年度 | クラブ | 背番号 | リーグ |
リーグ戦 |
リーグ杯 | オープン杯 |
期間通算 |
出場 | 得点 |
出場 | 得点 | 出場 | 得点 |
出場 | 得点 |
日本
| リーグ戦 |
リーグ杯 | 天皇杯
|
期間通算
|
2017 |
京都 |
14 |
J2 |
24 |
5 |
- |
0 |
0 |
24 |
5
|
2018 |
39 |
1 |
- |
1 |
0 |
40 |
1
|
2019 |
36 |
10 |
- |
0 |
0 |
36 |
10
|
2020 |
横浜FM |
41 |
J1 |
3 |
0 |
0 |
0 |
- |
3 |
0
|
京都 |
15 |
J2 |
19 |
6 |
- |
- |
19 |
6
|
2021 |
鳥栖 |
44 |
J1 |
38 |
3 |
1 |
0 |
3 |
0 |
42 |
3
|
2022 |
名古屋 |
14 |
34 |
2 |
8 |
0 |
3 |
0 |
45 |
2
|
2023 |
柏 |
41 |
26 |
0 |
3 |
0 |
5 |
0 |
34 |
0
|
2024 |
町田 |
8 |
|
|
|
|
|
|
|
|
通算 |
日本 |
J1
|
101 |
5 |
12 |
0 |
11 |
0 |
124 |
5
|
日本 |
J2
|
118 |
22 |
- |
1 |
0 |
119 |
22
|
総通算
|
219 |
27 |
12 |
0 |
12 |
0 |
243 |
27
|
タイトル
個人
代表歴
- 京都国体選抜(2010年)
- 日本高校選抜(2013年)
- 関東大学選抜(2013年、2014年)
脚注
関連項目
外部リンク