京畿道の分割京畿道の分割(キョンギどうのぶんかつ)は、大韓民国で人口が第1に多い広域行政区域である京畿道を様々な道に分割することである。現在、京畿北部と京畿南部を各々京畿北道と京畿南道に分割することが提案されている。京畿北部と南部の人口は各々大韓民国の他のどの道よりも多い。 歴史朝鮮時代には、楊平郡(正確には楊根郡と砥平郡)を含め、今日の江華郡(喬桐郡含む)を除いた南部地域を京畿左道に、北部(江華郡・喬桐郡含む)を京畿右道に分けて管轄することも行われた。しかし、十三道制が施行される時、分道されなくなった。 ソウル光化門近隣(世宗路76-2[1])にあった京畿道庁が1967年6月23日[2]、水原市に移されると共に、同じ年の7月1日に現在の京畿道庁北部庁舎の前身である京畿道庁北部出張所が議政府市に設置された[3][4]。 2000年2月25日、北部出張所が京畿道庁第2庁舎に昇格した[5]。 京畿道分割主張1992年国会議員総選挙を前にした1992年より本格的に提起され始めた[6]。1992年大統領選挙では主要候補だった金泳三と金大中が共に大統領選挙公約に掲げた[7][8]。 2011年には、京畿北部に独立した地方警察庁を設置することができるようになる警察庁法改正案が2件発議されて[9]、同じ年の12月に国会本会議で議決され[10]、2016年3月25日、京畿道北部地方警察庁が設置された[11][12]。 2017年5月には、京畿道を京畿北道と京畿南道に分割する法律案が国会議員12名の署名で発議された[13][14]。 2024年の第22代総選挙の前には与党の国民の力が京畿道北部を京畿北部特別自治道に分割する案を推進しており、併せて南部の飛び地となる金浦市のソウル特別市への編入を推進している[15][16]。 4ヶ道分割提案1988年には京畿道を京畿南道・京畿北道・京畿東道・京畿西道の4ヶ道に分割することが提案されたこともあった[17]。 関連項目地方自治体の分割・分離・再分離に関して
京畿道の行政機構の分置に関して行政機能の分置・移転に関して
脚注
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