株式会社五島テレビ(ごとうテレビ)は、長崎県五島市に本社を置き、同市をサービスエリアとするケーブルテレビ、コミュニティ放送「gotoFM(ごとうエフエム)」、光ファイバーによるインターネット接続サービスを手掛ける第三セクター。
インターネットサービスは「NTT西日本 K-INTセンター」により実施されている。
沿革
2001年10月、旧南松浦郡富江町をサービスエリアとするケーブルテレビ局「富江ケーブル」として創業[1][2]。市町村合併後の五島市の「e-むらづくり事業[3]」によって整備された光ファイバーなどを借り受け、市の多くの地域をサービスエリアとするようになり、2008年3月「五島テレビ」に改称[1][4]。
2008年12月22日[5]、五島市議会の決議に伴い、市の出資による第三セクターとなった[2]。これは地上デジタル放送のデジタルヘッドエンドを購入する際、第三セクター化することで国の補助制度を利用することを可能にするためであった。
年表
- 2001年10月4日 - 創業[1]
- 2012年7月 - インターネットサービス「五島インターネット」「五島光インターネット」開始[1]
- 2019年
- 1月 - 本社を五島市三尾野町(メディアセンター)に移転[1]
- 4月 - 五島市が放送・通信設備および五島市内光ネットワーク一式を有償譲渡、インターネットサービス「ツバキネット」開始[1]
- 2022年5月18日 - gotoFM開局[6][2]
ケーブルテレビ
- 2008年4月[4]から「五島市気象情報」が、2010年4月[7]から五島市提供の市政情報チャンネル「ごとうチャンネル[8]」が放送されるようになった。
- このほか、五島市による「告知放送」がある。
- 長崎県内のほぼ全域の事業体で再送信されているテレビ東京系列のTVQ九州放送は、本局では再送信されていない。
主な放送チャンネル
コースによっては視聴できないチャンネルあり。一部の有料チャンネルは、割愛。
地上波系列別再送信局
gotoFM
| この節の 加筆が望まれています。 (2022年5月) |
gotoFM(ごとうエフエム)は、五島テレビが特定地上基幹放送事業者として行う超短波放送(FM放送)のコミュニティ放送。五島市の福江島の一部を放送区域としている[9]。
総務省九州総合通信局が2022年4月25日に予備免許を交付し、同年同月17日に本免許を交付[10]。その翌日に開局した[2]。長崎県内のコミュニティ放送として8局目の開局となった[2]。
24時間放送を実施。平日午前に生放送番組があるが、平日の録音番組は水曜日に新作が放送された後、木・金・月・火曜で同じ内容が同じ放送時間で放送される。土・日曜も平日の番組を時間を変えて放送している。
脚注
参考文献
- 広報ごとう 2005年12月-2008年4月の各号他
外部リンク
関連項目