二条 為藤(にじょう ためふじ)は、鎌倉時代の公卿、歌人。
二条為世の次男。歌人として『続後拾遺和歌集』の選者となったが、完成前に死去した。
官歴
『公卿補任』による。
- 弘安9年(1286年)1月5日 - 従五位下
- 正応2年(1289年)7月16日 - 侍従
- 正応3年(1290年)6月18日 - 従五位上
- 正応6年/永仁元年(1293年)
- 永仁2年(1294年)
- 7月2日 - 従四位下
- 12月24日 - 左近衛少将に再任
- 永仁6年(1298年)
- 11月14日 - 丹波介を兼ねる
- 11月19日 - 従四位上
- 永仁7年(1299年)4月12日 - 左近衛中将
- 正安2年(1300年)1月5日 - 正四位下
- 徳治2年(1307年)4月3日 - 右兵衛督、蔵人頭
- 延慶元年(1308年)
- 応長元年(1311年)3月30日 - 駿河権守を兼ねる
- 正和2年(1313年)8月7日 - 参議を辞任
- 文保元年(1317年)
- 2月5日 - 正三位
- 3月27日 - 参議に再任
- 12月22日 - 権中納言
- 文保2年(1318年)
- 3月22日 - 従二位
- 8月2日 - 侍従を兼ねる
- 元亨元年(1321年)1月5日 - 正二位
- 元亨4年(1324年)
系譜
- 父:二条為世(1250-1338)
- 母:賀茂氏久娘
- 妻:吉田経長娘
- 生母不明の子女
脚注
- ^ 日本人名大辞典+Plus,朝日日本歴史人物事典, デジタル版. “二条為藤とは”. コトバンク. 2020年11月6日閲覧。