久保田 順一(くぼた じゅんいち、1947年 - )は、日本の歴史学者。専攻は日本中世史。
経歴
昭和22年(1947年)、群馬県前橋市生まれ。昭和45年(1970年)、東北大学文学部史学科国史専攻卒業。群馬県立高校教諭を経て、群馬県地域文化研究協議会副会長、群馬県文化財保護審議会専門委員、みやま文庫編集幹事[1][2] 。
著書
単著
- 『上野武士団の中世史』(みやま文庫、1996年)
- 『新田一族の盛衰』(あかぎ出版、2003年)
- 『新田一族の戦国史』(あかぎ出版、2005年)
- 『室町・戦国期上野の地域社会』(岩田書院〈中世史研究叢書6〉、2006年)
- 『中世前期上野の地域社会』(岩田書院〈中世史研究叢書18〉、2006年)
- 『上杉憲顕』(戎光祥出版〈中世武士選書13〉、2012年)
- 『新田義重―北関東の治承・寿永内乱』(戎光祥出版〈中世武士選書18〉、2013年)
- 『新田三兄弟と南朝―義顕・義興・義宗の戦い』(戎光祥出版〈中世武士選書28〉、2015年)
- 『上杉憲政―戦国末期、悲劇の関東管領』(戎光祥出版〈中世武士選書34〉、2016年)
- 『長野業政と箕輪城』(戎光祥出版〈シリーズ・実像に迫る3〉、2016年)
- 『上州白旗一揆の時代』(みやま文庫、2018年)
- 『戦国上野国衆事典』(戎光祥出版、2021年)
- 『上野武士と南北朝内乱―新田・上杉・白旗一揆』(戎光祥出版〈中世武士選書47〉、2023年)
共編著
- 『桐生佐野氏と戦国社会』(桐生文化史談会編、岩田書院、2007年)
- 『長尾景春』(黒田基樹編、戎光祥出版〈シリーズ・中世関東武士の研究〉、2010年)
- 『群馬県大間々扇状地の地域と景観 自然・考古・歴史』(大間々扇状地研究会編、大間々扇状地研究会、2010年)
- 『上野岩松氏』(黒田基樹編、戎光祥出版〈シリーズ・中世関東武士の研究〉、2015年)
- 『戦国史 上州の150年戦争』(梁瀬大輔共編、上毛新聞社、2016年)
編訳
脚注
- ^ 『新田三兄弟と南朝』著者紹介
- ^ 『上野武士と南北朝内乱』著者紹介