中四国サテライトリーグ
中四国サテライトリーグ(ちゅうしこくサテライトリーグ)は、かつて中国・四国地方のJリーグ傘下の若手選手およびその地域の学生サッカー連盟に加入する選手が参加していたサッカーリーグ戦。若手育成目的で行われる育成リーグであり、日本サッカーのリーグ構成に属さない独立リーグであった。 現在はこの名称でのリーグ活動はしていない。 概要2010年、2011年の2年間に行われていたリーグ戦。主催は中四国Jリーグクラブ。後援に中国サッカー協会および四国サッカー協会。なお、リーグを管理する事務局などは置かず運営していた。 (社)Jリーグは元々「Jサテライトリーグ」という育成リーグを行っていたが、国内大会に加えAFCチャンピオンズリーグなどの国際大会との兼ね合いからサテライトリーグの日程調整が困難となり、景気低迷の影響で各チームとも経費削減が急務となったことから、2009年末にJリーグは正式にサテライトリーグを廃止した[1]。 その後中四国Jリーグチームは、代替リーグとして始まった関西ステップアップリーグへの参加を打診されていた[2] が、中国・四国Jクラブ情報懇談会での協議結果、中四国でサテライトリーグの代わりとして発足を決定した。ただ、実質練習試合と同じであることに加え、参加チーム数や学生サッカー連盟主催大会との兼ね合いなど日程調整が困難となったことから、2012年以降開催されなくなった。 レギュレーション基本形態は、5月から11月にかけて行われるホームアンドアウェーの2回戦総当たりリーグ戦である。試合は、Jクラブが用意するグラウンドで行うことが基本となっていた。チームとして優勝チーム、選手として最優秀選手(MIP)が表彰されていた。 育成リーグであることやJリーグおよびサッカー協会主催のリーグ戦でないため、出場選手や会場など制限があったJサテライトリーグ[3] に比べ、融通がきくレギュレーションとなっていた。また、ほぼ練習試合に等しいレギュレーションであるため、優勝チームおよびMIPを表彰することにより試合価値を高めようとしていた。
その他、試合時間などはJリーグ公式戦に準拠していた。 参加チーム
歴代成績
脚注
関連項目
外部リンク
|