上杉 重顕(うえすぎ しげあき、生没年不詳)は、鎌倉時代の武将。
上杉頼重の嫡男。弟に頼成、憲房、妹に清子(足利貞氏側室)、加賀局(勧修寺道宏正室)らがいる[1]。室町幕府初代将軍足利尊氏は甥(実妹の息子)にあたる。通称は左近将監、修理大夫[1]。子に重藤、朝定、重行[1]。
扇谷上杉家の祖[2]。伏見天皇の女官・伏見院新宰相に仕えており、『玉葉和歌集』に歌が採録されている[2]。
脚注
- ^ a b c 『寛政重脩諸家譜 第4輯』p.1036-1037
- ^ a b デジタル版 日本人名大辞典+Plus(コトバンク)