上佐世保駅

上佐世保駅
かみさせぼ
Kami-Sasebo
山ノ田 (1.0 km)
地図下は北佐世保駅松浦鉄道西九州線
所在地 長崎県佐世保市俵町*
北緯33度11分19.61秒 東経129度43分6.86秒 / 北緯33.1887806度 東経129.7185722度 / 33.1887806; 129.7185722座標: 北緯33度11分19.61秒 東経129度43分6.86秒 / 北緯33.1887806度 東経129.7185722度 / 33.1887806; 129.7185722
所属事業者 鉄道省
所属路線 松浦線
開業年月日 1920年大正9年)10月7日[1]
廃止年月日 1943年昭和18年)8月30日[1]
備考 改軌および路線変更に伴い廃駅
* 現所在地の住所表記より引用。
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上佐世保駅(かみさせぼえき)は大正時代から昭和時代前期に佐世保鉄道鉄道省松浦線(国有化後、線路切替による廃線区間)上にあった廃駅)である。

概要

現在の松浦鉄道西九州線のうち、北松浦半島南部部分の路線の原型を建設した佐世保鉄道(開業時は佐世保軽便鉄道)の佐世保市内におけるターミナル駅として建設された。

駅には佐世保鉄道の車庫(国有化後は早岐機関区上佐世保支区)が併設されていた。南に約3 km離れた国鉄佐世保駅との間には連絡バスが運行された。佐世保鉄道が国有化され、近辺に国鉄佐世保線北佐世保駅(後に松浦線に所属変更)が開業した後も松浦線のターミナル駅であったが、松浦線の改軌と路線変更により廃駅となった。

歴史

隣の駅

鉄道省
松浦線
山ノ田駅 - 上佐世保駅

※山ノ田駅は松浦鉄道山の田駅とは別の駅である。

廃止後

廃駅後も駅舎は存置され日本国有鉄道が敷地を所有していたが、1951年(昭和26年)になってカトリック俵町教会に払い下げられ、旧駅舎は同教会堂に転用された[2]

現在、旧駅跡はカトリック俵町教会およびカトリック系の桜の聖母幼稚園の敷地となっている。なお、教会堂は現在は建て替えられており、駅当時の遺構はほとんど残っていない。

脚注

  1. ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、735頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 俵町教会”. ソフトバンクテレコム. 2020年2月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年7月23日閲覧。

関連項目