三鷹市立第一中学校(みたかしりつだいいちちゅうがっこう)は、東京都三鷹市にある公立中学校。
概要
市内のほぼ中心部に位置した広い学区域を抱え、70余年の歴史と伝統ある中学校。敷地も広く、優に200Mのトラックがとれる夜間照明付きの校庭、2フロアの体育館、3面の夜間照明付きのテニスコートや5階建ての校舎など、恵まれた施設がある。平成19年にコミュニティ・スクールの指定を受け、翌年の平成20年4月からはコミュニティ・スクールを基盤とした小・中一貫教育校「連雀学園」として第四小学校・第六小学校・南浦小学校とともに新たな歴史を歩んでいる。[1]
沿革
- 1947年
- 4月1日:三鷹町立三鷹中学校(新制中学校)設立認可される
- 4月19日:都立牛込商業学校 末三郎 初代校長に補せられる
- 5月13日:三鷹町立三鷹第一小学校で授業を開始する
- 6月15日:三鷹中学校後援会設立される
- 1948年4月1日:三鷹市下連雀360番地(現在地)に移る
- 1950年10月10日:後援会を三鷹中学校父母と教師の会(P.T.A)に改組する
- 1953年4月1日:三鷹市立第二中学校・第三中学校設置とともに三鷹市立第一中学校と校名変更する
- 1954年
- 3月30日:時雨音羽作詞・平井康三郎作曲の校歌誕生
- 4月1日:東京都教育庁社会教育主事 細川熊蔵 第二代校長に補せられる
- 1955年4月1日:都立国立高等学校教諭 清水貞助 第三代校長に補せられる
- 1957年12月13日:創立十周年記念式典を挙行する
- 1958年
- 4月1日:都立三鷹高校の移転に伴いその敷地の大部分を本校に返還される
- 11月1日:市立学校体育館一中校内に落成
- 1959年4月1日:東京学芸大学付属中学教頭 室田昂 第四代校長に補せられる
ふじみ学級(特殊)開設
- 1960年8月12日:府中市立第四中学校長 小暮大司 第五代校長に補せられる
- 1962年4月1日:中野区立第四中学校教頭 松尾中 第六代校長に補せられる
- 1963年9月1日:プール工事竣工
- 1965年4月1日:渋谷区立広尾中学校教頭 佐藤補吉 第七代校長に補せられる
- 1967年
- 4月1日:調布市立調布中学校長 本間実 第八代校長に補せられる
- 11月2日:創立20周年記念式典を挙行する
- 1969年3月3日:ふじみ学級10周年記念式典を挙行する
- 1970年7月23日:プール工事竣工(旧プールは南浦小へ移管)
- 1971年
- 8月30日:鉄筋校舎第一期工事3,878.630平方メートル(1,173.286坪)竣工する
- 9月11日:鉄筋校舎落成記念式典・祝賀会を挙行する
- 1972年4月1日:立川市立第三中学校長 外園国廣 第九代校長に補せられる
- 1973年1月10日:府中市立第一中学校教頭 村杉隆正 第十代校長に補せられる
- 1974年5月20日:学校給食実施
- 1977年
- 4月1日:日野市立日野第四中学校長 河村俊一郎 第十一代校長に補せれる
- 10月4日:創立30周年記念式典を挙行する
- 1978年6月17日:“校歌の碑”を建立する
- 1979年
- 1月:教育センター建設工事のため旧図書館が姿を消す
- 2月:ヒマラヤ杉が本校の象徴として校庭に移植される
- 3月19日:“伝統の鐘”を整備完成する
- 5月18日:ふじみ学級創立20周年記念式典を挙行する
- 1980年
- 3月1日:市教育センター設立(本校旧図書館跡等の敷地一部譲る)
- 3月:一中シンボルツリーのヒマラヤ杉の詩できる
- 1981年4月1日:府中市立第二中学校長 植木信久 第十二代校長に補せられる
- 1982年
- 3月31日:体育館の改築工事。重層体育館完成2,184.66平方メートル(662坪)
- 3月:シンボルツリーの碑が完成する
- 1986年3月13日:40周年記念生徒会旗作成
- 1987年
- 4月1日:市立第七中学校長 神田俊郎 第十三代校長に補せられる
- 10月8日:創立40周年記念式典
- 1990年4月1日:市立第七中学校長 伊藤満理夫 第十四代校長に補せられる
- 1992年4月1日:市立第三中学校長 渡邉猛 第十五代校長に補せられる
- 1996年4月1日:市立第二中学校長 三辻陽夫 第十六代校長に補せられる
- 1999年4月1日:東久留米市立東中教頭 末吉修 第十七代校長に補せられる
- 2004年4月1日:三鷹市立第四中学校長 草野一紀 第十八代校長に補せられる
- 2006年4月1日:目黒区立第十一中学校副校長 藏本明靖 第十九代校長に補せられる
- 2008年
- 4月1日:清瀬市立清瀬第二中校長 山浦勝雄 第二十代校長に補せられる
- 4月3日:小・中一貫教育校連雀学園開園式
- 2010年4月1日:大田区立羽田中学校副校長 柴崎俊治 第二十一代校長に補せられる
- 2013年4月1日:三鷹市教育委員会教育施策担当課長 松永透 第二十二代校長に補せられる
- 2017年4月1日:三鷹市立羽沢小学校 校長 相楽敏栄 第二十三代校長に補せられる
- 2020年4月1日:三鷹市立第六中学校 副校長 丹下知男 第二十四代校長に補せられる
- 2022年4月1日:三鷹市立第三中学校 校長 宮城洋之 第二十五代校長に補せられる[2]
所在地
特徴
- すべての学級の教室にエアコンが完備されている。
- 通常学級に加え、身体障害者等のI組が設置されている。
- 体育大会、合唱コンクール、球技大会、が行事として行われる。
その他
- 2009年度入試において、東京都立西高等学校に12名が合格した。
- 公立中学の中でも進学率が高い。
- 部活動は、運動部が11部、文化部が5部ある。
- 運動部は陸上部、サッカー部、野球部、バレー部(男子、女子)、テニス部(男子、女子)、バドミントン部、バスケ部(男子、女子)、卓球部。
- 文化部は吹奏楽部、美術部、写真部、演劇部、茶道部。
- それぞれのクラスごとにクラスカラーというものが有り、行事などによく使われる。
- A組=青 B組=緑 C組=黄色 D組=桃色 E組=白 F組=赤 G組=紫 H組=黒色 I組=橙
- クラス数は例年一学年7学級程度となっている。
著名な卒業生
交通アクセス
脚注
関連項目