七田 眞(しちだ まこと、1929年7月28日 - 2009年4月22日)は、日本の教育研究家。右脳を重視する幼児教育を提唱した。
略歴
中国東北部生まれ[1]、島根県出身。ニューポート大学の日本校で教育学部教授[2]。
1958年、島根県江津市に「児童教育研究所」という塾を開いた。高校生クラスからAFS日本協会試験の合格者を出すなど、次第に評判を呼び、その後、「右脳」の力を引き出すことを目的とした幼児教育(七田式教育)を提唱した。
『0歳教育』を提唱して反響を呼び、1976年に江津市に本部教室を開設。
1978年には「有限会社七田児童教育研究所」(現「株式会社しちだ・教育研究所」)を創立するとともに、七田式教室の日本国内での展開を開始。
1987年にはフランチャイズとして株式会社七田チャイルドアカデミー[3]を設立、校長を務めた。
船井総合研究所の会長で精神世界の一大派閥を形成した船井幸雄が七田の右脳開発法を気に入り、1996年から盛んにPRを行った[4]。
1995年の春山茂雄『脳内革命 脳から出るホルモンが生き方を変える』(サンマーク出版、1995年)が大ヒットしたことで、関連テーマの書籍として、七田の『超右脳革命 人生が思いどおりになる成功法則』(総合法令出版、1996年)がビジネス書として出版された[5]。同年船井と共著で『「百匹目の猿現象」は右脳から―ここまでわかった成人のための右脳開発法』(ベストセラーズ 、1996年)を出版。
2000年から海外展開も始まり、現在19の国と地域に広げている。
2009年4月22日、東京都新宿区内の病院で死去[1]。79歳没。
教育法は次男の七田厚が継いで広めている。
著書
2011年
2010年
2009年
2005年
2004年
2003年
2002年
2000年
1997年
1996年
脚注
関連項目
外部リンク