ヴィトール・ウーゴ・フランシェスコリ・ジ・ソウザ
ヴィトール・ウーゴ(Vitor Hugo)こと、ヴィトール・ウーゴ・フランシェスコリ・ジ・ソウザ(Vitor Hugo Franchescoli de Souza、1991年5月20日 - )は、ブラジル出身のサッカー選手。ECバイーア所属。ポジションはディフェンダー。 ヴィートル・ウーゴと表記されることもある。 経歴1991年、ブラジルのパラナ州グアラシで生まれたウーゴは、プロサッカー選手として生計を立てる前はアイスクリームの売り子や綿花を摘むなどして生計を立てると[1]、2015年にSEパルメイラスへ移籍した。最終的にパルメイラスで131試合13ゴールを記録したが、これはパルメイラスに在籍した歴代のディフェンダーの中で11位に位置する得点数だった[2]。 2016シーズンのカンピオナート・ブラジレイロ・セリエAでパルメイラスを約20年ぶりとなるリーグ優勝に導くと、2017年7月にセリエAのACFフィオレンティーナに800万€の移籍金で移籍した[3]。当初はイタリアのサッカーに苦戦するも、ウーゴが自身の兄と呼ぶほど慕い同じセンターバックでありチームのキャプテンを務めていたダヴィデ・アストーリや同時期に加入したヘルマン・ペッセージャ、同じポルトガル語を話すジル・ディアスとブルーノ・ガスパールなどの助けもあり徐々にチームに馴染んだ[4]。 2018年3月11日に スタディオ・アルテミオ・フランキで行われたベネヴェント戦ではこの試合唯一のゴールを挙げた。このゴールはウーゴにとってセリエA初ゴールであったものの得点後すぐにベンチに駆け寄って、1週間前に急逝したアストーリのシャツ向けてに敬礼を捧げた[1]。 2019年7月29日、パルメイラスに復帰することが発表された[2]。 2020年10月4日、スュペル・リグのトラブゾンスポルに2024年までの契約で移籍した[5]。 2022年3月にアンタルヤスポル戦で負傷。当初は復帰まで数ヶ月から半年ほどかかると予想されていたが、約1ヶ月で復帰してリーグ優勝に貢献した[6]。 2023年3月30日、ECバイーアは負傷者が多数出ていたことで手薄になっていたディフェンダーの補強を必要としており、当時SCインテルナシオナルからボタフォゴFRに期限付き移籍中だったビクトル・クエスタとフォルタレーザECのティティに目星をつけた。けれども、クエスタとティティに断れたことで、闘病中だった母親のために2024年までの契約を前倒しで終わらせてブラジルに帰国したいウーゴが候補に上がり、3月末にバイーアと2026年までの契約合意したことが報じられた[7]。 4月3日にはトラブゾンスポルから退団することが公表され、これまでの貢献が評価されてクラブから記念の盾が贈呈された[8]。 しかし、その後すぐに彼の母親が他界した影響でバイーアに入団することが正式発表されたのは4月中旬となった[9]。 タイトル
脚注
外部リンク
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