ワールド・シリーズ・オブ・ボクシングワールド・シリーズ・オブ・ボクシング(World Series of Boxing、略称はWSB)は、国際ボクシング協会 (AIBA) が主催していた、アマチュアボクサーの参加を目的としたプロボクシングの国別チーム戦リーグ大会である。2010年から2018年まで開催されていた。 概要ワールド・シリーズ・オブ・ボクシング(略称はWSB)は、アマチュアボクシングの統括組織であるAIBAが初めて開催したプロの大会で、WSB構想を強く推し進めた当時のAIBA会長・呉経国(ウー・チンクォ)は、女子ボクシングの五輪競技化と並び「ボクシング界の2大改革」と銘打っていた。 出場選手はアマチュアボクサーに限定され、当時はアマチュアボクサーがプロボクシングの試合に出場することを禁止していたが、AIBAの主催であるこの大会はそのルールから除外され、出場したアマチュアボクサーがオリンピックや世界選手権の出場資格を剥奪されるなどの処分を受けることはなく、なおかつWSBのランキング上位の選手には2016年のリオデジャネイロオリンピックおよび2021年のロンドンオリンピックでオリンピックの出場権が与えられた。 WSB自体の赤字運営が続いた上に、AIBAの財政難のため2019年に突如終了した。 大会方式団体戦を主体に実施。地域密着型クラブチームやドラフト会議など、他のプロスポーツで実践されている方式を採用した。 アジア、ヨーロッパ、アメリカ各大陸でホーム・アンド・アウェー方式を部分的に取り入れたリーグ戦を行い、プレーオフを経て優勝チームを決定した。 歴代優勝チームルール
階級第3シーズンまでは、ヘビー級(91+ kg)、ライトヘビー級(80–85 kg)、ミドル級(68–73 kg)、ライト級(57–61 kg)、バンタム級(50–54 kg)の5階級で行われたが、第4シーズンからは以下の10階級となった。
参加チームアメリカ大陸
アジアヨーロッパ参考文献
関連項目外部リンク
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