ロープ 戦場の生命線
『ロープ 戦場の生命線』 (ロープ せんじょうのせいめいせん、A Perfect Day)は、2015年のスペインのブラック・コメディ映画。脚本・監督はフェルナンド・レオン・デ・アラノア。パウラ・ファリアスの小説『Dejarse Llover』を原作としている[2]。 レオン・デ・アラノア監督による初の英語作品である。1995年、ユーゴスラビア紛争停戦直後の「バルカン半島のどこか」を舞台としている。 2015年のカンヌ国際映画祭では監督週間に正式出品され[3][4]、主演のベニチオ・デル・トロはサラエヴォ映画祭で生涯功労賞を受賞した[5]。Rotten Tomatoesでは71%の評価[6]、Metacriticでは59点の評価[7]をそれぞれ得た。 ストーリー1995年、停戦直後のバルカン半島。ある村で井戸に死体が投げ込まれ生活用水が汚染されてしまう。それは水の密売ビジネスを企む犯罪組織の仕業だった。国籍も年齢もバラバラの5人で構成される国際援助活動家“国境なき水と衛生管理団”は、死体の引き上げを試みるが、運悪くロープが切れてしまう。やむなく、武装集団が徘徊し、あちこちに地雷が埋まる危険地帯を、1本のロープを求めてさまようが、村の売店でも、国境警備の兵士にもことごとく断られ、なかなかロープを手に入れることができない。そんな中、一人の少年との出会いがきっかけで、衝撃の真実と向き合うことになる……。[8]。 キャスト
受賞
出典
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