レニャーノ
レニャーノ(伊: Legnano)は、イタリア共和国ロンバルディア州ミラノ県にある、人口約59,000人の基礎自治体(コムーネ)。 ミラノの北西約25kmにある。1176年、当地でレニャーノの戦いが行われ、ロンバルディア同盟軍が神聖ローマ帝国軍を打ち破った。近代のイタリア統一運動の中で、レニャーノの地名は愛国心と結びつけて言及されるようになり、現行のイタリア国歌の歌詞にも歌われている。 地理位置・広がりミラノ県北西部のコムーネ。ミラノから西北西へ26km、ヴァレーゼから南南東へ26km、ノヴァーラから北東へ27kmの距離にある[4]。 隣接コムーネ隣接するコムーネは以下の通り。括弧内のVAはヴァレーゼ県所属を示す。
地震分類イタリアの地震リスク階級 (it) では、4 に分類される [5]。 歴史1176年5月29日のレニャーノの戦いは、フェデリーコ・バルバロッサ皇帝軍がロンバルディア同盟に敗北した。 文化イタリア統一運動とレニャーノ→「レニャーノの戦い § イタリア統一運動での言及」も参照
イタリア人が団結して外国を退けたレニャーノの戦いは、近代のイタリア統一運動(リソルジメント)の中で愛国主義と結びつけて言及された。 1847年、ゴッフレード・マメーリが作詞した『マメーリの賛歌(イタリア人達の唱歌)』は、「アルプスからシチリアまで、いたるところにレニャーノあり」と歌う。この曲は、第二次世界大戦後の1946年にイタリア共和国の国歌に採用された。 1849年、ジュゼッペ・ヴェルディは、この戦いを主題とした『レニャーノの戦い』(La Battaglia di Legnano)を創作した。 姉妹都市脚注
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