レッドブル・ブラガンチーノ
レッドブル・ブラガンチーノ(ポルトガル語: Red Bull Bragantino)は、ブラジル・サンパウロ州ブラガンサ・パウリスタを本拠地とするサッカークラブ。旧名は「CAブラガンチーノ(ポルトガル語: Clube Atlético Bragantino)」。1928年1月8日に創設。2019年に欧州企業「レッドブル」が経営するレッドブル・ブラジルと合併し、2020年シーズンより現行名で正式登録。 概要ホームスタジアムは17,022人収容のエスタジオ・ナビ・アビ・シェジド (通称:ナビゾン) 。シェジド家は長年にわたりブラガンチーノと密接な関係にある。ブラガンチーノの初代会長はアフィス、後継会長のなかには彼の息子であるジェズスとナビがおり、現在の会長はアフィスの孫にしてナビの息子にあたるマルキーニョ・シェジドである。ただし、レッドブル・グループと合併した2019年以降は、レッドブルの役員がCEO(最高経営責任者)として出向している。 1989年から1992年まで、ブラガンチーノは「時計じかけのソーセージ (Lingüiça Mecânica)」と呼ばれていた。これは映画『時計じかけのオレンジ』から名付けられ、ブラガンサ・パウリスタが伝統的にソーセージの産地であることにちなむ。 日本企業のヤンマーもスポンサーとして参加しており、2023年7月9日の対サンパウロFC戦で「ヤンマーデイ(Dia da Yanmar)」と名付けたブラジル初の冠試合を行った。 歴史ブラガンサFC (Bragança Futebol Clube) の元メンバーたちにより1928年1月8日にCAブラガンチーノが創設された。 1949年、クラブはカンピオナート・パウリスタ2部に初参戦した。1965年に初めて1部に昇格したが、1966年には再び、2部に降格した。 1988年、ブラガンチーノはカンピオナート・パウリスタ2部に優勝した。1989年、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエBに優勝したことで、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエAに初昇格した。1990年、ブラガンチーノはカンピオナート・パウリスタの決勝でGEノヴォリゾンチーノを下して優勝した。この決勝はフィナウ・カイピラ(final caipira、田舎(田舎者)の決勝)と呼ばれた。 1991年、クラブはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエAにて準優勝した。決勝ではサンパウロFCに敗れた。1992年、国際大会への初参戦となるコパCONMEBOL出場を果たす。コパCONMEBOLには1993年に2度目、1996年に3度目の出場を果たした。1995年、カンピオナート・パウリスタ2部に降格した。 1998年にカンピオナート・ブラジレイロ・セリエBへ降格したのち、2002年には、セリエCへ降格した。2005年、カンピオナート・パウリスタ1部に昇格。2007年にはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエCで優勝したことにより、セリエBに昇格した。 2019年4月、オーストリアのグループ企業「レッドブル」が経営するレッドブル・ブラジルとの合併に向けた提携を開始[1]。同シーズンは、アントニオ・カルロス・ザーゴが率いてカンピオナート・ブラジレイロ・セリエBで優勝を果たし、22年ぶりに翌2020年シーズンのブラジルトップリーグ・セリエAに昇格[2]。そして新シーズンより改名したチーム名「レッドブル・ブラガンチーノ」(RB Bragantino)で正式に登録された。 タイトル
過去の成績
歴代監督
歴代所属選手2019年以前の選手はCategory:CAブラガンチーノの選手を、2019年以降の選手はCategory:レッドブル・ブラガンチーノの選手も参照のこと。
脚注
関連項目外部リンク |