『レクスタ発昼どきキンコンカン』(レクスタはつひるどきキンコンカン)は、2010年4月5日から2011年3月25日[1]まで新潟テレビ21で生放送されていた情報番組。通称は「キンコンカン」、漢字表記では「金根幹学園」(きんこんかんがくえん)。全236回[1]。番組開始前の2010年4月3日に新潟市中央区天神一丁目にオープンした、LEXNの「LEXN 2」1階にあるUXレクスンスタジオからの公開生放送。ハイビジョン制作、ステレオ放送。
概要
それまでUXが番組冒頭(11:25)からネットしていた『ワイド!スクランブル』の11時台ネットを打ち切り、それを自社制作枠に切り替えて始められた番組である。学校をイメージした番組で、学級委員長(メイン司会)を務めるヤンと日直役のアナウンサーたちは制服を着て出演していた。なお、番組開始前まで11:42 - 11:45に放送されていたローカルニュースと天気予報(『ワイド!スクランブル』内の1コーナー「めくって御覧」を差し替えて放送)は、本番組内で放送されていた。
2011年4月4日に、本番組をベースに平日夕方のローカルニュース枠を統合した夕方ワイド番組『全力LIVE』がスタートするのを受け、同年3月25日放送分をもって終了した。
放送時間
出演者
レギュラー出演者
- ヤン - アナウンサーたちからは「ヤン級長」と呼ばれていた。
- 高橋美穂(当時UXアナウンサー)
- 大島直子(UXアナウンサー)
- 梅田恵子(フリーアナウンサー)
その他の出演者(タレント)
- 清野幹 - 不定期に出演。
- 相沢まき - 先生として不定期に出演。全2回。
その他の出演者(一般参加者)
一般参加者たちの本名は非公開。
- 「おにぎり処・酒処 居酒屋ゆた 新潟駅前店」店長(飲食業) - 全12回。月初めに出演。
- 「クリーニングショップ ラヴァージュ」梶原謙一 店長(クリーニング業) - 全11回。
金根幹学園 校歌
- 作詞は金根幹学園生徒一同、作曲は鯨岡徹、編曲は薫風之音。2010年11月12日放送分にて完成披露。この校歌も、2011年3月25日の最終放送(卒業)に合わせてヤンが高橋・大島・梅田と共に披露した。
備考
- 公開生放送のため、一般視聴者の観覧が可能だった。ただし、教諭の引率が無ければ、学生(制服)の観覧はできなかった。
- 同番組に出演する先生は一般企業やスクール教室などで活躍する者が中心だったが、上記の通りタレントでは本県出身の相沢まきなどが出演したり、一般では主に「おにぎり処・酒処 居酒屋 ゆた新潟駅前店」の店長 が飲食関係としておなじみの顔として最多出演したこともあり、普段出さないメニューを紹介しながら、ヤンとアナウンサーにふるまっていた。
- 2010年6月2日、民主党両院議員総会にて、鳩山由紀夫首相・党代表(当時)と小沢一郎党幹事長(当時)が辞意を表明したため、『ワイド!スクランブル』に速報で切り替えられた。
- 2010年8月25日、長野朝日放送の『ザ・駅前テレビ』出演者(メイン司会の松山三四六と長野朝日放送アナウンサーの藤井学、平沢幸子)が番宣と長野県の観光PRのために本番組と共演。テレビ朝日系列の番組の出演者が登場するのはこれが初めて。
- 2010年9月24日、初の出張授業として長岡市からの公開生放送を実施した。
- 2011年3月1日、福島放送アナウンサーの安藤桂子が、大島の交換留学生(日直代理)として出演。大島と安藤がおよそ1週間、各系列局へ相互研修したことに伴う。
- 2011年3月11日に東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が発生した影響により、14日 - 18日までの公開生放送を中止。本来ならば番組は全241回までの放送予定であった。
脚注
- ^ a b c 『UX新潟テレビ21 30年史』(2014年3月、新潟テレビ21発行)p99
外部リンク