ルノーコリア・XM3
XM3(エックスエムスリー)は、韓国の自動車メーカー、ルノーコリアが生産・販売していたクーペSUV(韓国車基準でいうところの準中型車~中型車に相当)。日本では韓国国内で生産されたものがルノー・アルカナとして発売されている。 セダンの優雅さとSUVの力強さを高次元で融合した車種として開発され[1]、競合車種はキア・セルトス、ヒュンダイ・ツーソン、トヨタ・C-HR、日産・ジューク、三菱・エクリプスクロス、BMW・X1/BMW・X2、アウディ・Q3/Q3 スポーツバック、シトロエン・C4、MINIカントリーマン(日本名:MINIクロスオーバー)などである。 なお、欧州やオセアニア、ならびに日本向け「ルノー・アルカナ」はXM3とともに釜山工場で生産されることになる。 歴史初代(LJL型、2020年-2024年)
メカニズムプラットフォームはロシア向けのアルカナに採用されるダチア・B0+プラットフォームとは異なり、2代目日産・ジュークや2代目ルノー・キャプチャー、3代目日産・ノートと同じく、ルノー・日産・三菱アライアンスにて開発されたCMF-B HSを採用。 エンジンバリエーションは1.3Lの直噴ガソリンターボ(TCe260)と1.6Lガソリン(1.6 GTe)の計2種が用意され、前者にはゲトラグ製の7速DCTが、後者にはジヤトコ製のエクストロニックCVTが組み合わされる。なお、1.3Lはルノーとメルセデス・ベンツが共同で新開発したエンジンで、Aクラス(W177型)にも搭載されている。欧州ならびに日本向けアルカナに用意されるE-TECHも用意される。 車名の由来車名の「XM3」とはXは経験や体験を意味する「Ex(=X)perience」の、Mは「ドライブ」を意味する「Motoring」、「もっと」を意味する「More」のそれぞれの頭文字、3は準中型車であることを意味する。 脚注
関連項目
外部リンク
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