リヴィウ国際空港
リヴィウ国際空港(リヴィウこくさいくうこう、ウクライナ語: Міжнародний аеропорт «Львів» імені Данила Галицького、英: Danylo Halytskyi International Airport "Lviv")は、ウクライナ西部の都市リヴィウにある国際空港である。ウクライナで2番目に大きく、最も忙しい空港であり、リヴィウ中心部から6 kmの位置にある。西暦1256年にリヴィウを拓いた中世の王の名を冠し、ダヌィーロ・ロマーノヴィチ記念リヴィウ国際空港とも称する。 概要1929年に「リヴィウ・スクニロウ空港」として開業した。スクニロウは近隣の村の名前で、現在はリヴィウの一部となっている。第二次世界大戦以前である当初は、ワルシャワとクラクフへの路線が運行されていた。1930年にブカレスト、1931年にソフィアとテッサロニキ、1936年にアテネとロードへの国際線を開設した。近年、UEFA EURO 2012の開催にあわせ滑走路の延長をはじめとする日本円で約240億円規模の拡張工事が実施された。新たに新設されたターミナルAは34,000平方メートルの規模で年間569万人の乗客に対応できる。ターミナルA内には出発ゲートが9か所、チェックインカウンターが28か所、自動チェックイン機が2か所設置されている。施設に関しては、カフェが2店舗、免税店が4店舗、空港ラウンジが2つある。
就航路線国際線
国内線
旅客数推移
市内へのアクセス空港は市内中心部から15 kmほどに位置し、車で約17分ほどでアクセスできる。市内中心部へのアクセスには以下の公共交通機関が利用できる。 高速バスターミナルA正面にあるバス停「Аеропорт - Головний залізничний вокзал」から30分間隔で運行されている。始発は10時30分で終電は20時30分である。料金は20.00UAHで、停留場は「Будинок меблів」と「ТЦ «Скриня»」。 市バス48番系統がバス停「Аеропорт (Термінал "А")」から10-15分間隔で運行されている。運行時間は7時から22時である。料金は5.00UAH。 トロリーバス29番系統が市バス同様に「Аеропорт (Термінал "А")」から9-16分間隔で運行されている。運行時間は6時8分から22時54分。料金は5.00UAH。 脚注
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