リン・ラムジー

リン・ラムジー
Lynne Ramsay
Lynne Ramsay
生年月日 (1969-12-05) 1969年12月5日(55歳)
出生地 スコットランドの旗 スコットランドグラスゴー
国籍 イギリスの旗 イギリス
職業 映画監督脚本家撮影監督
活動期間 1995年-
主な作品
少年は残酷な弓を射る
ビューティフル・デイ
受賞
カンヌ国際映画祭
脚本賞
2017年ビューティフル・デイ
ユース賞
2002年『モーヴァン』
審査員賞(短編部門)
1996年Small Deaths
1998年Gasman
ロサンゼルス映画批評家協会賞
ニュー・ジェネレーション賞
2002年 『モーヴァン』
英国アカデミー賞
短編映画賞
2012年Swimmer
新人監督賞
1999年『ボクと空と麦畑』
その他の賞
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リン・ラムジーLynne Ramsay, 1969年12月5日 - )は、イギリス映画監督脚本家

来歴

1969年12月5日スコットランドグラスゴーで生まれる。1995年に英国国立映画テレビ学校を卒業。同学校の卒業制作の短編映画『Small Deaths』は1996年第49回カンヌ国際映画祭の短編部門で上映され、審査員賞を受賞。1998年の短編『Gasman』も第51回カンヌ国際映画祭で短編部門の審査員賞を受賞。英国アカデミー賞の短編映画賞にもノミネートされた。

1999年、初の長編『ボクと空と麦畑』を発表。第52回カンヌ国際映画祭ある視点部門で上映されたほか[1]シカゴ国際映画祭シルバー・ヒューゴ賞、ロンドン映画批評家協会賞監督賞を受賞。英国アカデミー賞でも新人賞に当たるカール・フォアマン賞を受賞した。2002年の『モーヴァン』も第55回カンヌ国際映画祭ユース賞、サン・セバスティアン国際映画祭国際映画批評家連盟賞、ロサンゼルス映画批評家協会賞ニュー・ジェネレーション賞など多数の賞を受賞した。

2011年、9年ぶりとなる長編『少年は残酷な弓を射る』を発表。ライオネル・シュライヴァーの同名小説を映画化した本作は、第64回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品され、無冠に終わったものの概ね高い評価を受けた[2]。その他、第65回英国アカデミー賞では監督賞主演女優賞、英国作品賞にノミネートされ、第24回ヨーロッパ映画賞ではティルダ・スウィントン女優賞を受賞した。

2012年ハーマン・メルヴィルの小説『白鯨』の舞台を宇宙に置き換えたSF映画『Mobius』の製作をラムジーが計画していることが報じられた[3]2013年ナタリー・ポートマンが主演する西部劇『ジェーン』を監督する予定だったが、撮影初日にこのプロジェクトから降板した[4]。また、同年には第66回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門の審査員に選出された[5]

2017年、6年ぶりの監督作となった『ビューティフル・デイ』が第70回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で上映され、自身に脚本賞、主演を務めたホアキン・フェニックス男優賞が授与された。

フィルモグラフィ

長編映画

題名 役割
1999 ボクと空と麦畑
Ratcatcher
監督・脚本
2002 モーヴァン
Morvern
2011 少年は残酷な弓を射る
We Need to Talk About Kevin
2017 ビューティフル・デイ
You Were Never Really Here
TBA
Die, My Love
監督

短編映画

題名 役割
1996 Small Deaths 監督
1998 Gasman
2000 Kill the Day
2012 Swimmer

参考文献

  1. ^ Festival de Cannes: Ratcatcher”. Cannes. 10 October 2009閲覧。
  2. ^ Cannes gets talking about British Kevin drama”. BBC News. 25 November 2011閲覧。
  3. ^ Lynne Ramsay to steer Moby-Dick into outer space”. 9 June 2012閲覧。
  4. ^ Director Lynne Ramsay Bails Out Of 'Jane Got A Guy' Movie On First Day”. 15 May 2013閲覧。
  5. ^ Lynne Ramsay Among Cannes Jury Members”. Variety. 23 April 2013閲覧。

外部リンク